ゆずとお月様

コンテンツメニュー



No.
雑文・乱文タイトル 1
掲載日
1. 柚子湯 2006/07/05
2. 茶色の巾着 2006/05/20
3. 売場でのこと 2006/04/28
4. シラノの赤い風船 2006/04/02
5. 今年こそ、今年こそ 2006/02/28
6. 餡か、きな粉にするべきか 2005/12/22
7. ジョエル・ロブションよもやま噺 2005/10/28
8. 太陰暦、皆既月食 2005/09/30
9. 花火の次郎長 2005/09/01
10. 冷やし中華 2005/08/13
11. ジャックと朝顔 2005/07/08
12. 不完全グルメ論 2005/06/15
13. 雷様 2005/05/10
14. 嗚呼 2005/04/10
15. 大あたり 2005/02/03
16. 柚子莫迦太郎左衛門 2004/11/03
17. 夏のドラゴン 2004/08/24
18. あかね 2004/07/08
19. 百年を想う 2004/03/28
20. じゃむじゃむ 2004/02/25〜3/31...
21. 天香と地獄 2003/10/09
22. 八百万の神々 2003/09/04
23.
藤色(緊急の話)
2003/08/22
24. キラキラ 2003/08/13
25. 静かの海 2003/06/16
26.
2003/04/11
27. 枯木ゆず100物語? 2006/09/16
28. オマケrecepi1 2006/09/16
29. オマケrecepi2 2006/09/17
30. オマケrecepi3 2006/09/18
31. オマケrecepi4 2006/09/19
32. オマケrecepi5 2006/09/20
33. オマケrecepi6 2006/09/21
34. オマケrecepi7 2006/09/22
35. オマケrecepi8 2006/09/23
36. オマケrecepi9 2006/09/24
37. オマケrecepi10 2006/09/25
38. オマケrecepi11 2006/09/26
39. オマケrecepi12 2006/09/27
40. オマケrecepi13 2006/09/28
41. オマケrecepi14 2006/09/29
42. オマケrecepi15 2006/09/30
43. オマケrecepi16 2006/10/01
44. オマケrecepi17 2006/10/02
45. オマケrecepi18 2006/10/03
46. オマケrecepi19 2006/10/04
47. オマケrecepi20 2006/10/05
48. オマケrecepi21 2006/10/06
49. オマケrecepi22 2006/10/07
50. オマケrecepi23 2006/10/08
61. オマケrecepi24 2006/10/09
62. オマケrecepi25 2006/10/10
63. オマケrecepi26 2006/10/11
64. 27でもオマケのrecepi 2006/10/12
65. 近頃 2006/10/28
66. ますます 2006/11/01
67. 感謝とお詫び 2006/11/05
68. 千客万来 2006/11/08
69. なんとなく 2006/11/20
70. よく判らない 2006/11/21
71. サンバにルンバにハワイアン 2006/11/27
72. 近況 2006/12/20
73. 近況U 2007/02/06
74. 蝶の舞 2007/02/11
75. A4 2007/02/18
76. とっくり 2007/03/10
77. 一本の糸 2007/03/30
78. とは 2007/04/22
79. 2007/05/20
80. 煙の雨 2007/06/02
81. 狂熱の河 2007/06/30
82. 愚かな私 2007/07/14
83. 葉巻 2007/07/22
84. 限定製造品枯木ゆずぽんず 2007/07/26
85. 四っつの仔牛 2007/08/13
86. ごはん 2007/09/24
87. 助けてくれー 2007/09/29
88. ピラフの絨毯 2007/10/15
89. 贅沢至極 2007/10/31
90. 近況 2007/11/28
91. 国境の町 2007/12/25
92. A型 2008/01/17
93. 贅沢 2008/02/25
94. もものはな 2008/04/07
95. bravo♪ 2008/05/20
96. オープン♪ 2008/08/08
97. 油蝉 2008/08/09
98. 20年後 2008/08/10
99. 百年友の会 2008/08/11
100. 100話 2008/08/12
101. 塩ぽんず 2008/08/22
102. あれこれ 2008/11/14
103. ダム 2009/11/20
104. 宇宙 2009/11/28
105. モンブラン 2009/12/11
106. トンボ 2009/12/15
107. 後編(下の句) 2009/12/16
108. 雪のあと 2009/12/17
109. 神韻縹渺 2009/12/18
110. 猫になっても・・・ 2009/12/24
111. 除夜の前 2009/12/30



 虎鬚
 
 マルメーネ(杯交わす) 汝れや我なる 女神かな

 紅炉降る底つ岩根に暖皮肉 
 極みに吊るす我を千本



 いいんじゃない・・・いやだ
 
 たぬきそば、きつねうどん、鯛焼き・・・
 やっぱり”がんもどき”は嘘がない。
 裏表示が小豆でも鯛焼き。JISの表示の境界線・・・

 たこ焼きに餡はダメで鯛焼きに蛸はダメで、
 狐は入っておりません…

 格子から 犬が手をふる 樋篝
 



 稀有の眼福

 
 あー目が回る・・・
 川辺で食酢 タン塩の山
 ・・・
 目が回る…
 草燃ゆる 田んぼの沖の 雨がっぱ
 鋸担ぐ 初詣かな
 あー目が回る・・・

 おかげさまで赤坂のイベント無事終了しました。
 阿漕に来年も一層頑張ります。 
 
 鎌倉の名刀のような美しいお客様のご来店
 楽しみにしております。
 



 雪のあと
  
 つつみし雪も 結ぶはちの字
 


 蛇足
  
 遅くれる文を つつむこな雪
 
 


 トンボ
  
 夕涼み ポストに染まる 羽の音 
 
 


 マフィン
  
 未完 印鑑 マフィン 新刊 ライオン パン 高橋さん ごめん
 ブイヨン 満員 レンコン  蜜柑  印鑑  モンブラン 
 あっ イケナイ・・・
 



 宇宙
  
 初雪や そらにまといし 紅葉かな
 
  
 柚子馬鹿は 花火狂いの 時計かな



 ダム
 
 流れ星 障子の如く 屁のように
 ゴリラくん 水道ひねって ダムに上げ

 今日から限定ぽんず解禁です。
 ゆず家に親善大使が20人ほどできた。有難い。
 基本的に匿名なのだけど、可能な人はどこかで対談するようなことを検討中。
 下記の内容に触れられたら面白そうだ。

 すこしお知らせ。
 
 はちみつゆず新製品2000C/S 5万本案内するや否や完売。
 12月1日発売。
 少しだけお分けネットでもお分けできるかもしれません。

 東京のある駅のどこかで10日間ぐらいイベント出没の予感・・・。
 一日限定100個の 柚子あんぱん と 30個限定の 柚子チョコを販売する
 かもしれません。

 先月から
 松田美智子先生、大地を守る会さん ベターホームさん感謝。
 
 12月末にテレビに取り上げて頂ける模様。
 
 久しぶりに響に寄ったら九州産の実であった。うちのではありません。 
 メニューのお酒は高知産でうちのです。

 

 あれこれ
 
 このホームページはうちの基本として、他で更新・告知をすると決めて
 気がつけば一年以上。やっぱり自分で更新するに限る。
 この間で書いておきたいこと

 一つ、根っこを潤すのが文化、枝葉を茂らせるのが文明・・・どうか
 二つ、「美」とは、「健康」とはなんだろう
 三つ、生きる力の源はなんだろう
 四つ、笑いとは緊張の破れというのは・・・どうか
 五つ、子供を安心して預けて女性がはたらけ、また活躍した社員が小さな長屋
     でよいからいつでもご飯が食べられて話ができる、そういうふうにしたい。
 六つ、カネトシの親善大使が出来た。
 
 馬鹿の考え休むに にたり
 
 ああ、そうだ!
 今年の限定製造品のぽんず20日からネットで受け付けます。



 塩ぽんず
 
 少々宣伝をしておく。9月22日に発売日を決定。
 塩ぽんずは醤油ラーメンに対する塩ラーメンのようなものだ。
 酵母エキスを使わない、塩と砂糖の使用量はいま販売されているものの中ではも
 っとも少ない。ダシを存分につかい、漁醤の組み合わせで臭みをださない、ゆずは
 いうまでもない。というようなものを造る。使いやすい。

 企業関係者には9月頭からサンプルの配布が可能。
 ホームページでも発売をします。
 限定製造品のぽんずもそろそろ募集をかけます。

 関係者の皆様に御礼を申し上げます。 



花嫁

 灯から灯へ 薄紅色に 焦がされて 

 幾百の かざす炎に 紅をさし



百年友の会

 で、20年後に来ないだろうけど、仮に環境問題が来るときめちゃって、
 ゆず馬鹿になにが出来るのかといわれても。なんにもできない。
 ついでにオリンピックにまるで興味がない。が、敵を知り己を…の了見からすれば
 少々見ておこうとも思う。
 
 ま、それはそれとして
 
 お蔭様で水耕栽培に関われたし、友人がホームページの会社を運営してくれるこ
 とになったりで、5年前に企画した明日の百年会もほったらかしなので、
 百年友の会なるものをぼちぼち、運営していくことになる。
 
 別にたいしたことはしない、自前の原料や製品をほんのちょっと自前でやろうじゃ
 ないか…というようなことだ。
 
 沌沌として悶々たり



喰いもの。

 20年後にたとえば食糧危機が来ると決めちゃって、そこから今を考えると、
 食料問題、環境(エネルギー)問題、コミュニティの三つのフィルターが残った。
 これは精神の問題か。ある方いわくの名言、環境問題は哲学(生き方)の
 問題である…と。

 仮に素姓というか、生命エネルギーの原動力みたいなものが文化で、
 後から着飾る栄養やミネラルを文明とすれば、どうか…
 文化の味と文明の味を一緒にされてはたまらない。

 小麦粉に卵一個と水をまぜまぜして、それを色んな濃度に薄めて、相当薄めたり
 して、葱やなんぞいれていろんな焼き方して喰っている。これは米より安い。
 あと返品処理なのだが、ぽんずの炊き込みご飯イケル。
 カマンベールチーズを焼いてゆずごしょうつけると旨い。

 まだいかなるものか判別できないが、付き合いながら見極めようと思い、水耕栽
 培なるものにいまから関わることにした。

 20年後原料がなくなって醤油が手に入らなくなってもいいように、
 ま、それは半分 ジョークだが…だといいが…、醤油を使わないぽんずを造った。
 ニョクマムやナンプラーのような日本の漁醤をつかったもので「枯木塩ぽんず」
 9月22日発売予定。われながら良くできた。限定品も造るつもり。


 所謂無機物から有機物という循環する環境は今さら手をうってももうどうにも間
 に合わないのでしょう…か?

 だれか原子力発電についてもっと教えてくれないかなぁ

 赤玉に 黄玉に 毛玉に 玉だらけ 
 山火事で 両手に団扇の ふて寝かな
 
 ああ、壊れそうだ。残暑お見舞い申し上げます。
 



油蝉


山火事の音を 枕に 団扇かな




2008.8.8日
本日8時8分に あたらしホームページをオープンしました。

ショッピングや日々のまめな更新はそちらで行わせて頂きます。
今後ともよろしくどうぞお願いします。

http://yuzumaru.net/




にこ




 
更新停滞申し訳けございません。
カネトシサードラベルに関して
予てからの考えで、まだまだ言い訳け程度ですが、返品や賞味期限の短くなったものなどをサードラベルとして少しでも出荷して参ります。サードラベルの理由、同様製品の総数量、安全性の確認、それらの出荷先など明記したラベルを考案しました。まだ範囲は限られておりますが、価格なども再設定の上”もったいないもの”をまずは代官山ボンマルシェ様のお店のご協力で出荷させて頂いております。
http://www.lupicia.com/bonmarche/



花の舞




Sapporo snow Fes.



お奨め

柚子馬鹿鍋のその二、
昆布使わず塩焼きの小鯛をそのまま入れてダシを兼ね
今年の限定ぽんずをお試し頂きたい。贅沢。
梅干と麩のてんぷらを添えたい…
タイガー、これ関係ない。



おいしい水

柚子馬鹿ダウン
タミフル服用中

麦饅頭 インゲン豆 寒天 13年 うどん そうめん 
煩悩、ボンボン、ボーンボーン、
頭も感染中。





朧なる月に群雲毛が生えた

ジタバタとためらいがちの冬の猿

紫の煙染み入る大空よ 浮世の月にかかる雲なし

寒の雨 きものまわりに 叫ぶ鈴音



黄金の雨

お蔭さまで先週末に棒取引先のPBぽんずデビュー。黄色いキャップに白く透明なシールを被せてお気に入り。予想以上の反響。製造に追われている。これはお買い得な品である。

名古屋の某トンカツ屋さんや近畿の某生活団体、大手の通販、某飛行機会社関係の限定品などお蔭さまで仕事が多い。ありがたい。

うちは悪戯に規模の拡大を追わず内容の充実を図る、というソニーの創業訓に似た気分。とはいえ、マスコミ、マスコミといえばダウンタウンさんの番組で限定品を映してくださった。この場をお借りして関係者に御礼を申し上げます。で、想像以上に小さな会社であるけどそのマスコミの露出も不思議に多く、責任も徐々に大きくなるし、この勝手な柚子馬鹿にも多方面からご批判をよく受けるようになって、珍しく最近はよく耳を澄ますようになった。なんかうそ臭いな…。

ま、それはそれとして大きくホームページをリニューアルすることを進めている。
 「売りたくない売りたくない」というホームページから「ちゃんと伝えてお客様を大事にしよう」というものに変えようというもの。これまたうそ臭い文句ではあるが多少売上げを上げるというのを小声で加えればよい。

不親切であることを自覚しつつ云えば、正直、柚子馬鹿今のままで別段いいのだが、力を貸したいと昔から世話になって知り合いのクレイジーなのが二人手を上げてくれたこともあり、これまた、これだけの製品だから自分たちがやればもっと売上げが上がるし楽しそうだしウマそうだし、儲かりそうだし…という実際を知らぬ当人どもの本音を推測して加えれば嘘も減ろうが、一人できままにやってる場合じゃない時期でしょう、というのはマンザラはずれてないし大当たり。先日来ご厚意で貸してくれた柳橋を拠点にしつつ、面倒だから結論だけ書けばホームページを間もなくリニューアルする。

 柚子馬鹿だんだん狂う方に専念して、気のすすまない部分は新しくまかせた方が気もらくだ。お客様にもよい。たまには、取引先のレストランで柚子を使ってもらってお客様と愉しむ会なんかもやれるかもしれない。レストランといえば、三ッ星のロブション氏が今年も今恵比寿でゆずを使ってくださっている。アイデアだけで止まっているやつもどんどん進められるし。言い訳はいくらでもあるがホームページのことはそのぐらいにして

 この時期に黄金の雨でも降らせようかと考えたゆずの金玉、いやゆずのオマケをつくった。ホームページのお客様の先着1000名と限定4000個だけ弊社製品の市販の首カケにする予定。クリスマスツリーにつけると綺麗な気がする。またご案内させて頂きます。ひとつひとつ手書きで顔も違う。

 たとえ話で、ずっと考え続けていている時に、全然違ったものとふとつながった瞬間を”閃いた”というならば、自分でもわからない、論理も想定できない、自分の思考とはまったく別の事柄としか思えないことが、突然あたまの中で浮かんだとしたらこんな迷惑で―始末にわるいものもないだろう。
これを書いていると…金玉、金玉、双頭の金玉、ニコチャンの金玉、あれ?あー止めてくれ!金玉。メリークリスマス。これを神の啓示という…。



初雪や

染まる黄葉(もみち)を かざしつるかも



タガ

先日昨年につづいて某テレビの取材をうけた。関係各位にはこの場をお借りしてお礼を申し上げます。精神的にスランプのこの時期ではあったが、秋刀魚を焼いて大根おろしに、ムハマドに叱られそうな豚シャブをした。

17日から横浜高島屋の雑誌ミセスがすすめる催事に出展。

限定ぽん酢本番仕様一回目の試作を終了。自分は今一だが評判がいい。
間もなく予約を締め切ります。

京都の近くそれは滋賀
生きるための喰いものがたりないそれは飢餓
土地の値段は地価
加賀、佐賀、画家、
あーー



駅長のバラ

自分ではどうにもならないことは判っているのだが、イライラしっぱなしで、そのうち落雷しそうな今日この頃。助けてくれ〜。ミニバーで一杯、アトランダムに。

少年は嫌だ、ガクンと来るね、一寸の荒淫軽んずべからず…
なんともわからない。

数ヶ月前から、某得意先さまからプライベートブランドのぽんずの話を頂いて開発中。今年の限定のぽん酢の製造方法を採用する予定。見事完成した暁には告知しますのでどうぞお楽しみに。

今年のオマケはいままでと路線をかえたものを検討中。先日の展示会で知り合ったのだが、とても手間のかかる古い書物の虫食いを画期的に治す機械を考案したという先と新しいオマケを開発中。

取材を多数頂きこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

FTA、EPA、食糧は輸入で確保するのが効率的で、行く先、自給率が12%もあれば御の字…云々の方向に日本の農業がすすんでいることは否めない。

で、自給の問題に関して、欧米化した西欧の食材を前提として自給率をあげるのと、米を中心とした伝統的食習慣で考えるのとでは大きく違うことは指摘したい。

大国のちょっとした発言によりほんの僅かの間に、ダンボールや原料の値上げが我々の周りでも起こっているし、例えて商社ならオレンジがだめならレモンでいいじゃないかと売上げ利益の確保から突然に方向転換をしたときにレモンの世界は大変なことになる。
自給率がさがって環境問題が深刻になりそうな将来日本の喰いものは今のウン十倍も振り回されそうである。
あんまりこんなことを書き過ぎるとチェロの弓で終身刑か…。

うなぎの匂いで一杯。
こっちのクンクンならいいかなぁ。

雨よ降れ
助けてくれ〜



喰いもの

茶碗一杯の「米」。これが今の柚子馬鹿の喰いものの基準…。



1,2,3、、

実に暑い、アツイ。
お盆が過ぎれば、すぐにクリスマスか。天の川を流れる星の尾は長い。
暑さのせいで調子はよくない。ハーレー。

限定製造品を初心に戻って造ろうと思う、などと言い訳をしてみた瞬間。間際、刹那、信号の色が変わるギリギリに、それが赤色が黄色か青色かというのとは無関係に、突然に思いついてしまった。

いい、悪いはわからない。けども、リスクをカケる価値があるというような、まったく新しいぽんずの造り方が湧いてきた。これはアイデアという種類とはちょっと違って、内容的にはぽんずに違いないが、「造り方はまったく別もの」で、10年に一度、3年に一度、3日に一度、期間はどうでもよいが専門家でも思いつくまいというものである。
まさに自画自賛だけれど、今は自分だけだから仕方がない。

うん。その造り方で今年の限定品をやってみる。
つい先日今年は馴染のぽんずにしようか、と言ったばかりでこれだから始末に悪いが、柚子馬鹿が云っている。同じ馴染でもこちらは格が違う。ココを垣間見たぽん酢家は他にないはずで、往々にして来なけりゃよかったということにもなりかねないが、くぐりぬけちゃったものは仕方がないので、女神が来ようと、悪魔が来ようと、首にヒモをつけられようともうナンデモコイである。
で、結果、見事にペプシが出てきガックリさせるわけなのだが…。

イライラの最中に雷が落ちたささやかな愉しみの余韻に、んー、んー、んー
自分がいいと思ったほどにはお客様に伝わらないかもしれないが、
戦々恐々としながらも、
孔子廟での御神籤も亦楽しからずや。



酸素

限定製造品の告知をしなければいけない時期となり、
限定のゆずぽんずの「限定」の意味は、仕様を変えてはいけないという食品の一般流通の世界で、毎年味も造りも値段もすべて変えせていただいて、一年の想いをぶつけさせて下さい―というぽんず界初の試みを随分とやり続けて来たもので、年間20釜程度しかつくらない。でこれ、お客様からも評判を頂いて、すでに予約をもらったり、告知の催促も頂戴して些かプレッシャーでもあり…。

これまでは醤油、みりん、といった素材や、柚子の使い方、ダシの取り方いろいろやってきて、試したい多くのことが即評価に繋がる気がしていたのだけれど、気分は限定品の仕様もしばらく一種類に決めてしまいたいぐらい…である。

実際に「限定品」とはまた別の違った分野として、「加っ糖」、「無茶」、「みんな共感アートはあっと?」、「とくに美味しいというものではないけれど」、「困った」、「不完全」、「区の元」などという意味不明ジャンルのぽんずの分野をつくりたい…のか、楽しみでやってきたぽんずも段々重荷になるのかもしれない。

といっても、別段、備えるわけでもないし、蛙の姿煮入りゆずぽんずをつくるわけでも、ショウガを大変にすり潰して言い訳けするわけにもいかないし、けど、造る前から評価が低いだろうと想像されることを敢えてやるのも勇気がいるし、なんでもいいよと云われてもこまるし、数値化しやすくて判りやすくて客観的に評価しやすいものはいいとして、定性データ的な要素は伝わりにくいし、少々捻くれてるから、それを判り易くするよりは判りにくくする方が好みだし、丸型チョコレートぽんずはボールにはなってぽシャブシャブは喰えないし、キャベツにもかけられないしということで、仕方がないので、今年は元祖限定品製造品枯木ゆずぽんずに…。気持ち酸っぱ目というところか。最初に限定品を造ったときの味の再現。造りも少しは勉強したし、原料は昔よりいいものに出会っているので質は少し違います。300ml、1080円(税込み)年間1万本のみ。8月6日からプレオーダー予約。その後今年のゆずの状況を診て最終の仕様を決定。これだけ書いといて、9月の最終仕様で変っちゃっうかもしれない。プレオーダーの皆様の優先受付のあと、一般のご予約は9月20日から11月5日。出荷は11月20日から25日前後。となります。不完全燃焼。

**

初めての方はお一人さま最大10本まで。2度目以降の方は16本程度まで。
正式な使用決定は9月10日前後。
仕様決定直後にはキャンセルも可能です。
プレオーダーご予約の方はごココ をご参照の上申し込んで頂くか、
ご希望予定の本数、お名前、住所、電話番号を明記の上、kanetoshi@kanetoshi.co.jpまでお知らせください。
後ほどご確認のメールお送りさせて頂きます。

よろしくお願いします。



葉巻

毎年恒例年末の「限定ぽんず」の仕様を決めないといけないことは承知しているのだけれどもしばし格闘中につきどうか8月頭までお待ちください。

先日興奮して丸二日寝られずに居た反動で久しぶりに熟睡。興奮するのと同じぐらいの後悔や落ち込み、滅入るということはあるもので随分とクヨクヨしている。いっそ一日中白鳥やバッタと遊んでひな菊を摘みでも…などと意味不明のことがらが頭の周りを飛びまわる。

見えなくなって行くなかで読めないはずの手紙を捧げたのはシラノだったか、ベートーベンは譜面をひっくりかえして即興で変化を奏でたと昨日姉に聞いて、「不世出のマスター」というのはごく些細な、繊細な動作、振る舞いがそのまま内容とも形式ともなり…、むしろ不安定を望んでいるかのようなゴツイものと隣り合わせの奥にある凄まじいものを感じると、頭の中を駆け巡りながらも耐えがたき長き沈黙しかすべのない程度の柚子馬鹿である。

ところで、あまり利用しないけれども、タクシーに乗るときに、「◎◎で近いけどいいですか?」ということを云う自分に気がついた。黙って乗って「どこどこへ行ってくれ」「領収書を頼む」という方がマナーなのかもしれない…。屹度運転手はその方がいいと云うだろう。こういうことを気にしてしまうタクシーの空間が自分は苦手なのかもしれない。相手だけが一方的に知っているという状況が頻出する有名人ならば、なお更に違いない。機械音声の道案内も嫌だけど、近頃電話にまで最初の機械音声に続いて番号を入力してから繋いでもらうというのに出くわす機会が増えてきたことを思う…と、はじめてどうしが前提の世の中になっていくのだろうか。とまた滅入る。

あー年末の限定ぽんずどうしよう。



愚かな私

オー神父様。私は懺悔します。
5525個の花梨糖を食べてしまいまいた。

オー神父様。私は懺悔します。
ブランデーかクアントローか迷ってレモン水を飲んでしまいました。

オー神父様。私は懺悔します。
14人の孤児が寄生虫で悩む母親の夢を見てしまいました。

おー神父様。私は懺悔します。
ミスターXの坊主で上手なポーズを想像をしてしまいました。

オー神父様。私は懺悔します。
デパート屋上の燕は大丈夫でしょうか。

オー神父様。私は懺悔します。
休日のソリは台風をどこかへ運んでくれるでしょうか。

オー神父様。私は懺悔します。
ラップトップのパソコンをラットパックのパソコンと言ってしまいました。

オー神父様。私は懺悔します。
サンタ27号に会えるでしょうか。

オー神父様。私は懺悔します。
ビーフかチキンか迷って本ダシにしてしまいました。

オー神父様。私は懺悔します。
絶壁に咲く花を飾り続けられるでしょうか。

台風でアーメン



狂熱の河

お世話になり、ずっと会いたいと思っていた方の訪問で嬉しかった。とっておきの酒を運んだ。そういえば、突然の来社が近頃多く、ありがたい。ミクニさんが伊勢丹のオープンでうちの柚子を使ってくださった。かなりの反響を頂いた。この場をお借りしてお礼を申し上げます。嬉しいご訪問のお蔭か、たまには親孝行とおもい、リンゴが食べたいというので、298円を買うという凄い贅沢をした。アダムのリンゴにライオンでパーティーだ。スイングで花が咲く。

状況が好転すればそれに対して歓声をあげ、また不幸な状況であればその不幸に対して涙をながし―、というような感情にならない。なれない。いやならなかった。―ようだ。確かにひねくれているとは思えども、そこにいるのは誰じゃ、いやこれは関係なくて、もっと不安定を欲しているのかもしれない。いやちがうか。投げ出すわけにもいかないし、ヒューマニストもご免だし、今日もやっぱり柚子馬鹿である。あー柚子馬鹿の七不思議。

七不思議といえば、神戸は中心に三宮、西に西宮という地名がある通り、七宮あるのだが、六の宮はどこだかしらない。トアロードが大丸とブツカルあたりは、なんでもかんでもバンクバンク〜街で三宮神社がある。いまの張りぼてのようなビルでなく気分のいいビルが多い。いま、指摘をうけたのだが八宮あるようだ。さらにご指摘で六と八は合祀されているらしい。やっぱり七不思議だった。

客観的には予想以上に順調に行っているはずなのに、自分の感覚とのギャップが激しく、笛を吹いていたらコブラにパクッと殺られる少年の余韻のように途方にくれている―のか。よくわからない。ここにアートブレイキーのドラムを響かせるわけにもいかないし、テキーラ煽って踊りまくるわけにもいかないし。
ガム噛んで15ゲームでもするか。



煙の雨

先日江戸に拠点を持ちませんか、という云々で、
神田川は柳橋の付近を小便を少々我慢しながらひやかした。
頭の中は紅葉の名所を通り過ぎ、という気分で、江戸町づくしに切り絵図を観てみたいという想いが足し算のように次から次へと沸いてくる。
仕事ともなれば引き算でも、足し算の方がらくだ。
事務所は三階の角部屋、大広間、勿体ないぐらいのもので、椋鳥に鴎の声を聞こえそうなテラスがあって仕舞には鴨にされそうだ。
いまさら、喰えて寝られりゃいいのだけども、物事ご縁で大尾かな。少々勇気も出さねばならぬ。柳橋からの船出ならまんざらでもないか。

業務用のT社と昨年から仕事が増えて、棚の短いほう一面うちの製品ばかり並べるコーナーを造るというんだから、凄い。こっちも初めてパネルだのなんだのいろいろ準備をして協力をした。そう、だから、俗にいうポップや説明のパネルを今は沢山用意しているので、取引業者の皆様、必要な折はどうぞ。用意をしたといえば、ギフトに入れてる説明書も少々良くなった。

業務用といえばパッケージや見てくれよりも中身が重視で増量で素見には安く得であるというアプローチが一般的で、事実、コンビニや一般スーパーでは手に入らないお得なものが並んでいるが、先方がそう思っているかどうか知らないが、うちのような製品を扱おうというのだから、むしろ、専門家にしか仕えない食材や、普通には目にも入らないような品、お買い得よりもこういう面白さに力を入れようとしているのであれば、こっちの方が、と少々楽しみではある。いやいやどうも、どうも。

そうだ、Tバックの煎茶を飲もう。





薄い緑と黄色を基調としたキラキラした感じのものと和紙に筆文字をベースにした二種類のラベル案をつくって、結果6月にデビューの伊勢丹の製品のラベルはキラキラした感じのものになった。

年に何度となく行く東京に場所を借りた方が安くつくのではないかという折に、拠点をもちませんかという話しが彗星のように降ってきて、一応その方向で思案中。
場所は浅草橋のあたりという。そんなところが出来たら夕涼みでもしてみたい。

エゴのかたまりみたいな自分に協力しようと言ってくれると、なんかこう逃げ出したくなるというか。ものごとうまく行くとといったで嫌悪感に襲われるのはなんなのか。素直じゃないのか、また震災になるんじゃないかという恐怖なのか。そうか、七夕に夕涼みをするか。ああ星になりたい。なんかよくわからない。

そういうことはいいとして、どうも精神的に最悪の状態。まあ、いい状態を自分が知らないだけだけども。おどらにゃ損損だけド。・・・ド、ドド 土星〜。

時計も壊れちゃうようなこの頃。



D.M.

先日来客でお送りするときに、何年ぶりかで神戸のワイン城というところを経由したのだが、随分と変わってしまっていた。道中に迷惑メールの話が出たが、出会い系などいろんなサイトから送られてくるのは実に厄介だ。
そういえば、しじみ汁や、アサリの酒蒸しの汁に柚子や味噌それにバターをいれてラーメンやリゾットにすると旨い。

脈絡が判りずらいついでに突然思い出したのだが、
学生時代、乗馬クラブでインストラクターのアルバイトをしていたころ、調馬さくをつけて元気すぎる馬を円運動をさせるときに、危うく顔面を飛ばされそうになったことがある。実際、歯にあたったお蔭で、眉毛の上を三針縫っただけで済んだ。雨の日で一面血で染まったときには、顔の一部がなくなったのではないかと錯覚するほどで、もっと強く蹴られていたら、今ごろ全部入れ歯になっていたかも知れない。

で、そのワイン城から車で20分ぐらいのところに工場があって、
丁度今、菜の花がいっぱい咲いている。
どうも花といえば、チューリップが気になるし、喰いものはイタリアンが気にかかる。

工場があるところは、神出という地名で雄岡(おっこ)山、雌岡(めっこ)山があって、神が降臨したといわれ、おっこ山には木花佐久比賣命(このはなさくやひめ)が祀られている。めっこ山にはスサノオの命・クシナダ姫の二神…よく覚えていない。夜は真暗で峠を登るのは怖い。

その昔おっこ山が怒ってめっこ山に向かって棍棒をなげたといわれ、丁度間に金棒池がある。めっこ山の麓に工場がある。工場の真前の大人の竹の子林、竹やぶのすぐ向こうにも池があって、四季折々に湖面に映って美しい。バスは1時間に一本程度の気まぐれバスで、バス停から歩いて18分はかかる。

この山、高さこそ300メートルもないが、遠めに形だけは神出富士と云われる。
丁度明石の子午線のあたり。母は昔これを「ねうま」線とよんだ。

近頃猫はゴムひもがお気に入りで、引張ったところを手を離して遊んでいたら今度は猫に逆襲されてまさにゆーとぴあである。



桜の実の熟する時

関係ないが猫が最近犬のようになってきたのはドッグフードのせいかなぁ。

桜がある。咲いている。
夜風に囁いている。
これが東京駅から高島屋へと続く道だ。
二日に一度の出張の合間を縫って催事の店頭に僅かに立った。
お客様から昨日東京にミッドタウンがオープンしたことを聞いた。
こういう目障りな出だしの退屈さはこのぐらいにして、

昭和14年の中央公論、「一本の糸」と題する廣津和郎の評論をたまたま読んだ。
―その時横光君が飛行機に乗った話をし始めたが、飛行機が揺れる時の事を、「塔やビルディングは向こうから倒れてきます。現実は一変します」と云った。
―「塔やビルディングは向こうから倒れて来る」は実感的で好い表現である。併し「現実は一変する」となると、私はその言葉にこだわる。現実、現実―われわれがこの言葉に感じている意味の重さと複雑さとは相当なものである。

長く枯木ゆずをやってきた自分にとってこの文章は重く響く。
名古屋、東京都のものすごいビルや六本木ヒルズによって現実を一変させられてはたまらない。諸々の報道がこれらを話題として持ち上げるのは仕事柄仕方のないことと思うし、将来を考えると憂鬱になる近頃、目先のことで忘れるには実に好都合ではある。ネットや携帯に代表されるコミュニケーションの文明の道具の進歩に、華美な建物もますます増えると思うが、その逆側にあるはずの自分と自分との間において、「現実は一変する」というような種類のことがむしろ大事に思う。

たまたまみたのだが、70年前の広津和郎のこの文章に凄い桜の余韻が残る。
いつ咲こうが、どう咲こうが、どんな花だろうが、散るときが来ようがそんなことはむしろどうでもよい。どんな花か知るもんか。全部爆弾で吹っ飛ばしてしまえ。できることならできるだけゆっくりと。その花を枯らしてはいけない。
その樹に宿る歴史に、想いに、そして毎年くりかえし咲いているということの事実を思う。

え?セコイ?うん。セコイよね。



とっくり

お客様からのご要望で個別のラッピング、親しみやすく洒落たものでという希望が多く、透明の袋をとっくりセーターのようにして、周りを首飾りすることとした。

会社に直接買いに来てくださる方が増えたので、震災後のまんま10年の薄汚れた概観の正面だけでも多少暖簾をくぐるような雰囲気できないか検討中。ペンキかってみんなで塗る予定。

ホームページの某ショッピングを利用して一ヶ月が経過。まだ試行錯誤。注文時の呼称が何を注文しても「〜個」というのだけは耐えられなかったので指摘。すぐに修正をしてくれた。

具体的に書けないが、たいへん贅沢な材料で試作したものが想像以上のものだったのでいつの日にか商品化する。時間をかけていいものに。看板の一つになりそうな予感。

父親が軽い脳梗塞だったが、すぐに手当て出来たのが功を奏してどうやら完治。後遺症は無く済みそうで一安心。生涯現役を。

大企業はともかく、自分のような零細では、利益は継続のための歯止めぐらいに考えて、売上げの上限をとりあえず決めてしまえば、企業のもついろんな部分の無理が少しはなんとかならないか。うちは上限よりもなにもまだ超えなきゃらないハードルが多い。

猫にドッグフードやったら少し喰ったので、記念に鈴か、弾ける玉かなんかつけようと思う。けどホットドッグは今のところ食べない。



A4

おお紙よ 裏に表に 縦横斜め
A5じゃないのと 舞う浮名

千里来て 耳を澄まさん 狂詩曲
大海原に 秋桜揺れて
 



蝶の舞  




蛍には内緒
バナナも飛んじゃう



近況U

2007年も2月。
近況。

上沼恵美子さんの番組「今夜はえみ〜Go!!」で取上げていただいた。
http://www.mbs.jp/emi-go/index2.html 物凄い反響を頂きありがたく感謝を申し上げます。とにかく有り難い。

製造環境の整備、ホームページのショッピングの向上など昨年の反省を踏まえていくらか改善をしましたが、納期は2週間はかかりますのでご了承ください。

昨年末のランキング記念を兼ねた畳ストラップをホームページ上にて2月8日より限定300個販売。

こぼっく携帯ストラップは非売品として2月15日出荷分よりぽんず、ドリンクについてきます。店頭では在庫の関係でしばらく後になると思います。

近日ゆず茶を販売します。

JR東海大阪との話がうまく進まず、交渉中。そこでの販売スタート予定していたチョコレートも延期しております。

お蔭様でこの勢いが続きますと、いやありがたいことではありますが、製品によっては完売。製品出荷の制限などを視野に入れざるを得ない場面も出てくる可能性もあります。その際には早めにお知らせをさせて頂きます。無理せず品質を。むしろたっぷりつかうぐらいの料簡で臨みます。完売したらそこは柚子馬鹿他に売り物を考える。



近況

母親が50年以上前の教え子から素敵な手紙をもらったという。ずっとお礼がいいたいと心に思いながら、50年以上経ったのだそうだ。掲載されてよかったと思った。

予定よりすこし早いが、ホームページのサーバーを変更し、ショッピングのカートなど変えて行くことにした。マジックガーデンを検討中。カード手数料、送料、カートの使いやすさ、マック対応の柔軟性などより使いやすくなると思います。

ある質問を考えるプロセスで
男女の違いがsex
家族のhome
お客様へのlove
企業倫理でmorals
あと一つを思案中。

昨日の朝、メジロ(母曰く)が会社の前で倒れていた。
死んでいるのか…、まだ暖かくて、手の中でジットしていたが動いた。
水を飲むと部屋を暫くグルットまわって、元気になって空へ向かった。

Lucky Star こぼっくストラップ第二段来年1月18日出荷分より実施。



サンバにルンバにハワイアン

シンガポール、ホンコン、ロンドン、ブラジル、マンボ、いや、サンバにルンバにハワイアン、
ちょと違う。
ベーコン、レタス、トマト、あれ、これは全然違う
オレンジ、バット、…止めよう。 
仕事中に本を…めくって瞬間の連想である。

手に取った本で、以前の詩織の項を見た。
なぜ、「会社を大きくするのか」とある。
いい悪いや、ことの運びは別として、
もし、あるときに10ページぐらいのものを書くことがあったとしたら、会社の大小や蓄えの大い少ないは寧ろオマケで、それ以外の内容の方にむしろ興味が沸く。
会社の拡大に己の安定を求めるなんて、分からなくもないが始末に悪い・・・。で、舵取りを任される連中も不安定なのだ。
今の”いじめ”も最たるもので、己の安定のためには、他人を犠牲にするような部分が人間にはある。
家族も、社会も、現代がそのぐらい不安定すぎるということがその根底にあろう。
柚子馬鹿難しいことは厄介だ。
疝気の蟲を、あくび指南…を知らない人は聴くべきだ。

生きるために喰うのと職業として喰い物を扱うのは違う。
「味」だってそうで、あの人は「味」があるという意味の使われ方は減っている。

で、己に拠り所がなければ、△製法、■生成率、シェア△%に頼るのも仕方ない。

えー。
上海、オランダ、長い橋、紅葉、

とりあえずここに挟んで置こう。



よく判らない

だーるまさんがわ…

とりあえず、水で薄めて出荷することはしていない。

冗談はさておき、困った。
いや、その、評価されないときの言いわけを考えつづけて20年だったので、
評価されたときの言いわけがなかった…。

柚子馬鹿、自分の状況がさっぱりわかってないということに気がついた。
これを機会に謙虚になろうかと相談したら
止した方がいい、とみんないう。
んー。

12月5日頃まで、お客様を待たせてるし、
電話対応はなってないし、
サラ金で苦しんでいた社員(やつ)も居るし、
ほとんど身体障害者みたいなやつも抱えているし、
工場は火事で失うわ、家は震災で失うわ、
親は74歳でこき使われ、
海外では騙されるし、
その間社員はほったらかすし、
靴下には穴があくし、
ジーパンは500円だし、
猫にさかりがつくし、
社長は柚子馬鹿で乱暴だし、

…なんかいう資格はないんだけど、
けどね、
ほかはどうでも、無能の「柚子家」とは言わせない。
こんなことで、態度を変えてたまるか。
さあ来い、もっと来い、じゃんじゃん来い。


昨日「ミヤネ屋」で宮根さんや松尾さんが柚子馬鹿にとって思わず嬉しいコメントを下さった。照れてる場合ではないのだけども、
日経のランキングでトップになった。
ABCでも、その通販番組の食品で過去ぶっちぎりの一位という。

ずっとやってきて
「こういうポン酢がいいのだよ」と云ってくれた、ということだ。と思いたい。
他に、限定のぽん酢もあるし、造りだけならもっと難しい製品もある。

どうだ柚子。

この値段で、これだけのものをもちこんでいるポン酢はない。自信なんかもたれた日にゃこまるだろうが、それは断言できる。

あとは売上げに結びつきゃあいうことないんだが、
柚子馬鹿借金返して喰えればそれでよい。ま、強がりだ。
社員なんぞ知るもんか、今日も事務の担当者は、8時に終えて、夜中の1時まで仕込みをしている。

社長はゴロゴロしている。
この程度で、仮に余芸としても、もたもたして居られるもんか。

水じゃなくて、サンキストレモンでもいれてやるか…

え?
冗談云ってる暇があったら早く商品送れって?

その、あの、いやー失礼致しました。



なんとなく
出荷作業にどうかと、ハチャトリアンの剣の舞とヘイリーのPUREを試したが今ひとつだった。ジムノペティ…もなぁ…唯なんとなく。


ここ最近
家族が急に100人(数に意味は無い)増えて毎日ご飯を造っている気分。
検便の検査が7500円とは高いと思う。
テレビの情報番組と雑誌の取材を受けだ。ミセスという雑誌で1年以上かけて取り組んできた松田美智子先生の柚子ごしょうが掲載される。
止む無く枯木ゆずの値上げをする…。
柚子茶スペシャルに取り組んでいる。
「酢」晴しいけどイライラって何者なのでしょうか。
朝たまたま見たチョコレートが印象的だった。負けずにチョコレートしなくちゃ。
…紅葉踏みわけクリスマス




先客万来
路地裏からの「ごはん」の声に
集めた宝物を握り締め
チョッピリ驚いて、嬉しくて、向かう。
何ご飯?
何のメニュー?

え?
あ、そうか。

関西放映の某テレビでの応募数が食品部門のなかでその番組史上のぶっちぎりになったとお聞きしました。驚きつつ感謝を申し上げます。十分な納期を頂いておりますのでよろしくどうぞお願いいたします。
毎日製造と出荷に追われております。これまでなかった会社カタログもつくりました。日経を御覧になられてのご注文でのお客様に関しましては28日のご注文の出荷全部終了しておりませんが、どうかよろしくお願いを申し上げます。



感謝とお詫び
多くのお客様にお待ち頂いておりますことに誠に心苦しくお詫びを申し上げます。
職人の手造り、限りある原料で格闘しております。
皆様が想像されるより随分と小さな会社でございますれば、潜在能力には多分にございますが、現状まだまだ手前どもの力不足を痛感しております。
「頑張ります」れば、どうか格別の思し召しをもちまして何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。



ますます
うわーーーーーーーーーー。

穴の空いた靴に新しい靴下履いて歩いていたら、同じ形で靴下に穴。
帰りに買い得と思ったら、小さく左上に100gあたりと書いてあるし、
ますます狂った柚子馬鹿であります。

身体でかろうじて感じるだけで精一杯


晴らす雲間のほととぎす
ぶらりぶらりと千鳥掛
さーさ、柚子の香よいわいな



近頃
27の次は65からぼちぼちつづく。
まずは近況、催事3連続、展示会、新商品発売4種類、限定品の準備、間にテレビの取材一つ、雑誌に製品のPR二つ、松田美智子流ぽんずの製造240本、道路の掃除、赤とんぼを黄色く塗ったりと少々仕事といえそうなことをしている。

最近気がついたことを少し、
喰い方のカッコいい人、そこまでしてまで喰うことをする人、とり合えずこれをグルメにしたらどうか。柚子に関する以外、柚子馬鹿グルメじゃない。

会話も無い一度の名刺交換だけなのに、知っている、紹介されたというのがよくある。有り難いとは思えども、人脈ということばは好きじゃない。

外国人に柚子がわかるわけが無い。これが世界に柚子をもっていった今の結論である。

丸型、星型、△型にして食感と味がどのように変わるのか興味がある。

自分の舌がどの程度かを客観的に知るよい方法は砂糖水を飲んでみることである。

九州でみつけた他社の業務用のぽんず1リットルの店頭価格が298円だった。
春夏秋冬でデザインが変わるという業界初の試みをやる。

開発の段階でウチでないといけないと散々言われて、嫌々だったか協力したのに、企画が通ったら、別のゆずを使いやがった。平気でこんな事をやる。今年、二度目である。それも有名な会社である。

工業品は安定をもとめると書いた。リップサービスを真に受けて、そっちの奴らが知りもしないで手造りは安定しないって云いやがる。職人を何だとおもってるんだ。

自力で上げた売上げと、それ以外であげたと思われる売上げとでは呼び名を変えようと思う。

お蔭様で収録が終わった。柚子馬鹿鍋が紹介される予感…。

昼間っからビール飲んじゃった。

他に一切なし、トラとため息と柚子馬鹿と



27.オマケrecepi27

オマケの煩悩も一段落と、ほうじ茶かお酒か。
いい肉には能書きはないし…
とどめは透き通るように仕上げられたもの。



26.オマケrecepi26
柚子を入れたコップを洗わずにあけ、その香りだけをとどめて使う。
冷酒はもちろん、紹興酒を香りで制す。
冷たくしたガラス容器の上にスノコノようにふたをして、大根のツマでもよい。直接触れるか触れないかのギリギリの誘惑で柚子を注ぎ、ホタテの貝柱、海老を上品にもって、カイワレかクレソンを添え、ワサビ醤油で食べる。香りはすれども姿は見えぬのモドカシサが極限にまで来たとき、蓋をあけて、どうだ柚子。



25.オマケrecepi25
桃、マンゴーにヨーグルトをかけ、冷たくしたものに、砂糖を加えて熱くした柚子をかけて喰う。チキンマサラに柚子の皮を散らしてもいけた。下(24)のスープの肉や野菜の具がなかったり融けてしまったら、辛めにスパイスをきかせ、自分のを温めたら、バターと、レッドオニオンをあら微塵にして柚子を効かせたのを上にのせたらインド風。柚子の香りとオニオンの歯応えが絶妙でパンがすすむ。柚子馬鹿好み。
なぜだかビーチに行きたくなる。



24.オマケrecepi24
トマトと柚子の相性もいいので、チキンスープとトマトジュースを煮込んで柚子を加えるものを利用する。そのまま汁気をとばしてご飯とバターを加え醤油塩で味を調えたピラフも旨い。ひき肉(羊ならアラブ風)とにんにくのみじん、玉ねぎを炒め、さっきのスープで煮込む。コリアンダー、ディル、クミン…適当なスパイスを加え、野菜が融けないタイミングで、にんじん、セロリ、なすを煮込む。これをパンにつけようが、バターライスを添えようが、色とりどりのマカロニでも、パスタに、うどんに。レタスに。ハンペン…ハンペン?!



23.オマケrecepi23
パンのスライスや、レタスに、オイルサーディンの缶詰や塩漬けのアンチョビ、薄切りのオニオン、好みで唐辛子、オリーブ、喰う寸前に柚子をふって喰う。
パサパサニなった赤飯、乾燥したフランスパン、色が変わりかけた野菜、適当にきって、卵チキンスープでも、トマトちきんスープでも最後に柚子を加える。セロリが嫌いじゃなけりゃゆずとセロリ、卵の雲がかかっていりゃ贅沢。
柚子がなけりゃカレースープ、あ、柚子がなくちゃいけない…。
ジャガイモでつくった器を揚げてそこにスープを入れて飲んで喰うよろし。これ柚子馬鹿好み。



22.オマケrecepi22
茗荷と柚子はあう。定番は、茗荷の握り。焼き茗荷もうまい。そのまま焼いて柚子、塩で喰う。
千切りにしたものを柚子を加えて鮮やかに染まるのは魔法のよう。少々刃先に血が滲むようになった千切りゆずしょうがも気にならない。
胡瓜と若布に三杯酢。柚子風味の千切りショウガとミョウガをのせて、どうぞ。
うみゃい。



21.オマケrecepi21
あえものにはそりゃあう・・。
沸騰後、水で歯ごたえよくし短冊にたこんにゃく、人参、しいたけ、をみりんと醤油で煮る。胡瓜や茗荷を千切りにし、もやしでもよいが、を柚子を加えた海水浴の加減。でれーとしたらギュッと搾る。水を切った豆腐、にクリームチーズ(フェタチーズでもブルーチーズでもあいそう)、適当に味を調え、冷ました具とあわせ、最後に柚子をちょっとふった胡瓜を加えた白和え。



20.オマケrecepi20
若干まずいかなという鶏肉をつかったユズカバブ。
玉ねぎのみじん切り、油、塩、胡椒、柚子に鶏肉を漬け込む。一日以上たったら、熱したフライパンで焼く。



19.オマケrecepi19
おろしにんにくに、水を加えながらガンバルソーの豆を煮て、つぶして、粉々にしたものに、(濾したものに)あたり胡麻、そこに柚子果汁、酢、オリーブオイル、塩を適量加えて混ぜ混ぜしたらエジプト風。エジプトに200年といえども有機的生物として生き続けている柚子でささやかに挑戦を試みる。パンにも鳥肉にも。



18.オマケrecepi18
白身の魚のてんぷらに柚子。カイワレをたっぷりしいて、柚子ごしょうドレッシングをふる。むき海老をいためてゆずをふっても合う。
ドバイの魚市場を丸ごと揚げて柚子をふる。
ドバイで種まきゃカラスもほじくれない…。



17.オマケrecepi17
アボガドと柚子のも合うので、熟れたものを種をとって適当な大きさにしたものを、変色しないうちに柚子を効かせ、熱湯を通して切れ目をいれたイカを合わせ、ワサビを添え、好みで醤油、酢を用いる。カニカマでもよし。海苔や明太子も合う。



16.オマケrecepi16
びっくりカナッペ。
柚子の果肉の方を小さく小さく切りわけ、極めて薄くしたゆずの皮を極小にみじん切りしたものを、こっそりハムの下に入れておく。ビックリする。



15.オマケrecepi15
鰹節に醤油に柚子。この組み合わせはなんでもOK。好みでカラシやマヨネーズも。オニオンのスライスでも。冷奴でも。パスタや、麺類にも。



14.オマケrecepi14
ルーツから考えて合わないものを考えると、カレーと柚子は合いそうにない。
なんとかやってみようと思って、ドライカレーの上に、コールスローがのっていると思えばいいじゃないかと、野菜を炒めるときに柚子を加えてみたら、結構喰えた。けどわざわざ入れるほどでもないが…。
レタスにご飯をのせ、ゆずをふり掛け、なんかの具があれば載せて、醤油でもつければ旨い。



13.オマケrecepi13
直接果汁をかけたくないときで、ショウガの千切りやオオバやワケギ、木の芽を柚子に浸して使う。魚の煮付け、鰺のたたきなどに合う。
これはやったこと無いけど、しょうがの千切りのゆず風味を春巻きに入れたら旨いだろうと思うなぁ。



12.オマケrecepi12
ワサビ醤油+柚子。柚子ごしょう+醤油。好みでショウガ。ガーリックを効かせたステーキに合う。焼鳥にも。
ムニエルの仕上げに柚子の輪切りを載せるとばっちり。



11.オマケrecepi11
鶏がらスープと柚子も合う。この組み合わせを利用したスブタはいける。片栗は少なめに使うほうがよい。青梗菜のカニあんかけにも。透明感のあるスープには味噌汁と一緒で大概の汁ものに柚子数滴いける。カップラーメンにもあう。



10.オマケrecepi10
ニンニクと松の実かアーモンドをオリーブオイルで炒めて、塩を効かす。好みでベーコンをカリカリにして、ジャコを加えてもいいし、ホウレンソウにかける寸前に気持ち大目の柚子果汁を合わせたユズスピナッチ。



9.オマケrecepi9
やったことはないけど、想像で合うだろうと思うのはパテ。ワインか、シェリーを加えるときに一緒に柚子を加えると屹度いけるはず。



8.オマケrecepi8
黄色に色づいた柚子がでたら輪切りをのせて、焼酎のオンザロック。
これは韓国でもウケる。



7.オマケrecepi7
アサリの酒蒸し柚子風味。
ポイントは最後にちょっと柚子をふる。ほんのちょっとがいい。
むしろ、汁にバターと柚子を加えたもの、うん。
ネェ、この汁は旨いよ。



6.オマケrecepi6

魚の柚子胡麻醤油漬け。
古くなった魚やイカ、空けたら不味いと感じた魚の缶詰などがあったら、好みの分量の練り胡麻、好みで豆板醤や七味、ショウガ、ニンニク、ゆずごしょうを加え、醤油と柚子を加える。これにさっきの魚類を漬け込む。1,2日したら別に3日でもよいと思うが、焼いて喰う。多少新鮮さがあれば、これをご飯にのせ、あとは好みで、芽ネギやミツバ、大根おろし、しそ、茗荷、カイワレなど、それにワサビを載せ、贅沢茶漬けとして頂く。



5.オマケrecepi5
柚子馬鹿しゃぶしゃぶ。
贅沢金持ち鍋。柚子馬鹿隠れた好物で、贅沢極まりない鍋ではあるが、その実は大量の返品やもらいもの(父が日本酒をよくもらった)こともあって、おそらくこんな馬鹿なしゃぶしゃぶも無いだろう鍋のご紹介。

鍋にもらいものの日本酒と返品された柚子を注ぐ。バランスは好みだが慣れない人は柚子の量を少なめにしておく。これに昆布を敷いて沸かす。出来るだけ薄くスライスしてもらった豚と白ネギを用意。エノキなどもあう。ホウレンソウ、クレソン、ミズナは好きな人は構わないが、馬鹿しゃぶは少なめにしておいたほうがよい。柚子がしみ込んで色も変わるし、後半酸っぱすぎると感じることアルヨ。因みに柚子馬鹿なんでもありである。あとはしゃぶしゃぶするだけ。火加減と時間の経ち具合で、最初は日本酒、そのあとは柚子の風味が強くなっていくので、ホウレンソウなどが好みの人は早めに使うとよい。最後煮詰まった汁に、梅干は好みで、醤油も好みで、加えて味を調え、濾した果汁は絶品のぽんずとなる。おひたしや、胡瓜やウド、タコなど酢のもに併せても旨い。返品の処理にはいい鍋である。柚子屋ならではの贅沢か。
柚子をストレートで飲んで頂けたら柚子冥利につきる。
返品の柚子の量を増やすほどに”こんな鍋はみたことない”となる。おーすっぱいといいながら喰うのもオツである。



4.オマケrecepi4
よくやるスッパスッパスパ。要するにスッパイ尽くしのパスタ。トーストでもご飯でも別にかまわないがパスタとして書いてみる。梅干二個(皮のやわらかいのはもったいない。)を細かく刻む。柚子果汁とマーガリンかバターを加えてよく混ぜる。あれば明太子やベーコン。柚子ごしょうは好みで適量。後味重視の方は少なめのセロリの葉かパセリのみじん切りを準備別になくても困らないが緑がほしいなという程度。パスタの8〜10倍ぐらいの水に塩は控えめで0.5%ぐらいにして硬めにゆでる。途中で、加減をみながら、ジャガイモ、ブロッコリーなど適当な大きさにしたものを一緒にゆでる。これに、さっきのスッパずくしの素をからめて出来上がり。入れたい気分のときはオリーブオイルを加える。ジャガイモやブロッコリーに柚子風味梅をからめればソースが残らず食が進む。海苔、粉チーズは好みで。



3.オマケrecepi3
ワインやシャンパンなど好みのお酒に柚子果汁もしくはドリンクをプラスして、薄味が苦手ならこれに甘味をたしてやり、ソルベにする。寒天もいい。
牛乳寒天の柚子ドリンクソースがけはうまい。

珍しい苦味にチャレンジしてみたい方は古くなった柚子(古いほど面白い)とインスタントコーヒーを併せてシロップを加えて飲む。不味いけど苦味が病みつきになったら柚子馬鹿度アップ。



2.オマケrecepi2

一番いいのはクズ、白玉団子、寒天、をグラスに敷き詰め、バニラアイスを好みで入れ、これまた好みでクコの実と、さらに好みで餡子、例によって緑にミントか紅葉や柚子の皮を浮かべて、柚子ドリンクを5倍に薄めたものを注ぐ。

蕨持ちを柚子ドリンクの原液につけてから、黄な粉をまぶした蕨もち柚子風味。



1.オマケrecepi1
用意するもの
梨、りんご、バナナ(その他マンゴーなどすきな果物)、柚子の皮、クコの実、
果物を全部細切りにする。缶詰でもいい。

柚子茶と柚子ドリンクを使うもよろし。
無い場合は、柚子果汁と(皮は多少アクを抜く・柚子馬鹿関係ない)皮を砂糖1:1の割合で煮詰めてマーマレードにしてつかう。
5倍程度に水で薄めて冷たく冷やしたものを、濾して(カスももちろん喰う)、スライスした果物とあわせ、柚子の皮をチラシ、クコの実やミント、いまなら紅葉、を浮かべてできあがり。柚子入りフルーツポンチの出来上がり。

枯木ゆず100物語?


負けてたまるか

昨年一年というもの、柚子馬鹿 己の力というものを思い知らされた。
正直負けっぱなしである。
で、ずっとイライラしている。イライラといっても一般のイライラとはまた違う、
ココニ来てこれまで変わらず支えてくださったお客様には感謝の念が絶えない。
と、書くだけセコイがそれはそれで本当にそう思う。
その上、昨年つくったエゴといえばエゴ、思い上がったと言われたら思い上がった、挑戦したといえば挑戦した、観る方それぞれ思われても仕方のない製品の数々を買ってくださった皆様には頭が上がらない。
たかだか柚子家である。
チキショー。
負けてたまるか乞うご期待である。
それでも道はあるはずだ。

なんだか解らんと思うが、解らんでよいという判断で書いている。
でこういうことの是非を書きたいわけではなくて、

どうして、柚子湯は減るのかな・・・。うん。
つまり、冬至用の柚子果実の出荷が年々減ってきている。
正月用品もそのようだ。

柚子自体は他のカンキツに比べれば随分健闘しているし、果汁の使用量などは増えてきた。
しかし、一陽来復、酉の市、冬至ゆずに冬至なんきん、桃栗三年柿八年ゆずの大馬鹿十八年・・・
このあたりになると日本人もどこまで知っているのか。
まして、海外の人はわからない。ゆずはレモンの一種だという程度の認識だ。そりゃそうだ。
でも美味いという。味と香りだけで勝負しても売れるということはあるし、それなりに嬉しいが、面白くない。サンフランシスコから一升瓶の量り売りをしたいなんてはなしもあったぐらいである。

柚子馬鹿、お正月にお盆を知っている。毎年送り火を焚いている。
その時にしか喰えない家の料理も覚えている。
花祭りも、ひな祭りも、五月の節句もしっている。でも知っているという程度の知っているである。いやなんにも知らない。
仕方が無い。まてよ、仕方が無いこともあるものか

つづく
しばらく枯木ゆず100物語に移る。



茶色の巾着

猿飛佐助、霧隠才蔵といえば、あの六文銭の旗印。
真田幸村率いるかの真田十勇士である。ちょっと調べてみると、
信幸の命乞いにより罪を減じられ、真田父子は九度山に配流となったのが幸村34歳。
ロートレックは36歳で幕を閉じるがこれは関係がない。で、
貧しい財政を遣り繰りしつつ、真田紐を行商しながら諸国の情勢を探らせていたと聞くが、
真田紐の件はあまり合点はいかない。
ともあれ、十勇士が活躍するのは九度山を脱出し大阪冬の陣、幸村48歳であったという。

事件というのは忘れたころにやって来る。
もっとも引き起こす方は忘れるどころか・・・なのだろうが。

先月、示談になっていたと思っていた1年前の交通事故の件で突如裁判所から書類が届いた。
ホリエモンに突如石を投げられたフジテレビのような心境でね。うん、身から出たサビとカッコいいこと書くよりも、特に保険会社の対応にも合点がいかず、
知り合いの保険関係者にいろいろ聞いてみたところ、皆「ちょっと考えられない対応だ」と口を揃えて言うので、いくら保険内で処理できるからといっても事故処理の推移、対応の誠意のないこと、合点のいかぬこと甚だしい。

今、左下の親知らず抜いて親孝行を思い出、いや顎が痛くてイテテ。

あれほど、保険の契約の窓口を通じて採算にわたり最終的に事故の処理はどうなったのか、過失割合は決まったのかと聞いていたのだが、
「よかったですね、保険料はあがらないですよ」とこういわれ、そうかこっちの過失はゼロだったのかと合点して保険の契約も更新したのであったが、

突然、裁判すると先方の保険会社から通達が来たのである。

なぜだかよく判らない。電話をかけて聞いたところ、
「対物の担当者は転勤になっておりまして。」とたらい回しの末に、
私は対人の窓口ですが、対物の後任を・・・、対人は示談書を交わしましたが、対物の件もあったんですね・・・。
ん?対物と対人の窓口が別だなんて知らねぇぞ・・・。

保険会社なら、当然将来の展開は予見でき、裁判になるだろうと想像できるはずで、それらの説明はあってしかるべきであろう。
全部電話対応の片手間ですませ、突然裁判所の通達が来るのはおかしいのではないか?
と聞いたところ、

この件は「取り下げて保険金は払わないという処理になってますが」とこう来たね。

何ィ?先日示談書交わしたのではなかったのか?と聞けば、対人の示談書で対物は別でありますという。第一、決着がつかないの取り下げるわけないじゃないか?と問い詰めたところ、
「この事故の件は保険は払わない」という問いに「それでいい」ということになっております。と、後任の担当者はいった。

ほほう。そんな問いをうけた覚えはないが、
当時の事故の担当者が自分の頼みとして、「6ケ月何もいってこないので、恐らく向こうは立証できないと思うからこの仕事はパソコンの登録上のことだから終わったことにしてよろしいか?」、「是非そうさせてもらいたい」、「登録がなくなれば先方からなんか言ってくるだろうから」といわれ、「小生にとって不利にならないのなら。もしなんかあっても保険で対応できるのでしょうね?」「それはもちろん大丈夫です。」
と、まぁ、こういうやりとりがあったことを思い出した。
だがネ、「保険を払わなくていいなど一言もいってない」。「このまま行くと裁判になる、あるいは裁判にしたほうが良い」という説明も受けてない。我々の世界なら相手にとって不利になることや、勝手に決めてはいけないことは専門家の方で説明するものだ。
それに、その事のあとに保険会社曰くの「対人」の示談書を取り交わしているので事実上この件は復活しているのだし、再三に渡り、契約の窓口を通じて本件の落着具合を問い合わせて来たのである。保険の更新の条件としても事故の処理の内容も問い合わせていたのだ。

ちょっと置いといて、
事故なんてそうはないだろうから書いて置きたかったのは、
「一旦パソコンの登録上終わったことにしたい」=「本件に関して保険金を払う気持ちはない」とこう翻訳されるらしく、また対人と対物の窓口は違うのでという隠れた文句もあるらしい。
「事故が終わるまでちゃんと処理してください」こういうべきだったのだなぁ・・・。

電話で弁護士との打ち合わせの日時を伝えられ、
先方の指定の弁護士の前でこの経緯をあらいざらい言ったところ、
「それはどうも、ちょっと困ります。・・・」
「保険の担当者さん、ちょっと聞いてませんよ、これ聞いた以上私では受けられませんから
二人の同意がないと・・・」

あとで、保険の担当者に対して、小生の所に来て、ちゃんと事情を説明してくれて、謝罪してくれればいいからと何度もいったのだが、今は上司がおりませんから・・・。
次の日「私達としては、一切謝罪の必要はありません。」とこういったネ・・・

冗談いっちゃいけねぇ。

というわけで、小生指定の弁護士ということに相なった。
その際にも、「そちらで指定する弁護士の費用はだせませんから」といいやがった。
嘘付け、昨日指定の弁護士の前で、「今日はこの弁護していいかの確認ですから」と前置きし、小生納得できないばあい別の弁護士の費用は保険から出るのか?の質問に、事実上のその顧問弁護士の前で「大丈夫」といっておきながらである・・・。次の日の電話がこれなのだ。
ついでに書けば、その弁護士の前でこういう件は相当珍しいんでしょうな?と聞いたところ、保険の担当者自身の口から、「いやいやよくあることですよ」とヌケヌケと言ったのである。
そう、つまり「よくある事故処理」なのだそうだ・・・。
野別、「嘘ばっかり」である。
そのことをもう一度指摘したところ、当人が考えたのか相談したのか電話が掛かってきて「当社の規定の報酬になりますが」とそういうことになった。

なんでだろーなんでだろ♪
あーん嫌になっちゃった。あーんあん驚いた・・・♪
ほんじゃまー

誰か
ジャージウクレレ習字の下敷き貸してほしい・・・。
レッドスネークカモン・・・

ここからは想像の世界であるが・・・
「こら、なにを事故処理なんぞやってるのだ?」
「お客様のクレームになりますから」
「客のクレームがなんだ、保険は確率の世界なのだからな、」
「グレーゾーンは裁判に任せて、お前は次の契約をとってくればいいんだ」
「それじゃ、お客様を失うし、まずい評判がたちますから」
「一人ぐらいの客がなんだ・・・」

事故に関りやがって、保険金が出るのだからあり難いと思えということなのか・・・
ああ、書いてて馬鹿馬鹿しくなってきた、

たまたま、父の車で保険も車も父が当初契約したものだったから仕方なかったとして、
柚子馬鹿もう二度とこの保険会社に入らない。

やはりというべきか、そうだろうなぁというべきか、
その会社、つい先日業務停止やら、行政処分・・を受けたと知った。

ねぇ・・・。




売場でのこと

先日1ヶ月ぶり、いやもっとか、
某百貨店の途中から催事の売場に立った。
東京はもう桜が満開で、
夜毎に出かけては花に声をかけて歩いた。
その催事、早くも7回になるという。

主催者側の社員さんからあることで注意をうけた。
一度、二度考えて、
柚子馬鹿本音に近いところで生きている。

会場では、客が来る、来ない以外にもいろいろ考えることがあるわけで…、たとえば
東欧8カ国には、スロバキアにルーマニアに、あ、ルーマニアの首都はブカレストで、ピロシキ食べたいな…、とか、こないだ炊飯のボタンをうっかり保温のままで朝を迎えて物凄い飯になったけど、イモ粥にするか、卵でコーティングしたチャーハンか、いや、最後の手段は揚げもちみたいにするか…とか、いつもの高橋さん、Nさんには悪いことしたな…
などなど忙しく考える。

で、注意をうけたのが「腕を組むな…」であった。もう一度確認したが「絶対に駄目」とこうきた。
名刺を交換して三度確認した。些細なことを、とおっしゃるご人もござろうが、ござ候とも、
あにはからんやでありまして、でござり奉り候。

解らなくはない。けどね、納得できない。
これが髪の毛がはいるから帽子を被れ、飲食するな、ならよく解る。
近頃はやりの個人情報保護関連も理解はできる。顔をむけずに目だけで睨む方がもっと嫌ではないか?無論ノベツ組んでいるわけでない、はずがない。第一お客様が嫌がってると感じたら、感じるの”か”の前にもうしないだろう。−すべての所作はその状況による。
つまり、表の売り子さんみなが腕組みして立ってれば変であるし、
うちの社員が表で柚子馬鹿の前でずっと組んだ日には雷を落とすだろう。
お客様のよく通る表側に立つマネキンさんと同じことを求めているのか?
マニュアルどおりに一様に注意しにきたのか、柚子馬鹿のことを良く思わない輩の牽制球か、
他の催事を含めての約10年、ずっとやってきたことで、
柚子馬鹿それどころで治まらないことをいくつもいつもやって来た。
まったく知らない方だったのかもしれないが・・・。
ならば俺を立たせずパソコンを並べるか、商品だけ置き、全部マネキン(売場販売専門のお姉さん)さんにしてしまえである。
客としゃべって熱がはいりゃ腕なんて何度でも組むよ。声も大きくなりゃ身振りもでるよ。
ものを考えてりゃ無意識に組むよ。癖だからすぐには治らない。
いや、おれはゆず屋で100年実生ゆずの産みの親として立ってるので、専門の催事屋を求められても無理がある。商品の内容も文化も歴史もわからないで見た目のよろしい売り子さんと、
業界を飛び出して己一本で”枯木を実生”を世の中に認知させて来た枯木実生ゆずの親分と一緒にするのか・・・である。実生、枯木と類似品、類似商売をやってケツカル奴らと一緒にするな、である。”よろしかったでしょうか、、、”などとはどうあっても云えるもんか・・・である。
それより、あそこでポケットに手を突っ込んで売場の真ん中で大声で携帯しゃべってる方がよっぽど問題あると思うがな・・・といっても注意はしなかった。

もちろん、売場のお蔭で我々があるのは百も承知二百も合点である、
売場にも感謝している。
だからこそ、
毎度新しい製品や企てを持ち、
利益度返しのオマケをプレゼントもすれば、
ものすごいTシャツを着て歩き、
時にジーンズもはけば、スニーカーでも売場に立ち、
お客様に向かって、さあ来い、どうだ、と対応し、
賞味期限を問われれば、自分で考えて決めてくれといい、
時には”えっ”といわれる社員を売場に送り込んで、
ささやかながら、己が思う”いやなものに”抵抗を試み試み、
時には時間を忘れて大声で製品を歴史を話し込み、
製品にゆずに一体化しての今であり、ひいては
恥をかき、己をピエロにし、商品にして、
売場の為にもなると思っての10年である。
単価が安いから売上げはそこそこそでも、その時の同じグループでみたレシートでは
集客数は1位が二日と2位が一日と上位であったはず・・・。

何度目かのお客様に言われるのならまだわかる。
この行動、常識的じゃないといわれるのだろうか、
いや己もそこで商売させてもらっているのだから、その程度のことを大げさにすることで
むしろ、自分の言い訳けの自己弁護なのか・・・。うん、確かに自己弁護には違いない。

野別客に媚びてりゃいいんだよとそういうのか、
金も儲けりゃよいんで、お客様は神様で、損して得とれで、
本気でそう思ってるのならよいけれど、
セコな国際化と同じじゃないのか、

全国から業者が集まるというのは、みんな一様の売り方、服装、をするということか?
洒落の感覚の無い奴の、演技がうまければうまいほど、売場に金をかけてればかけるほど、馬鹿丁寧にすればするほど、より濃く嘘が見える気がするが・・・、裏を見る輩はいないのか・・・

それよりも、柚子馬鹿、売場でやっていることに、ちょっと惰性を感じても、
自分のなかの神経が過剰に反応してしまうと、もう、困った、どうする?どうした、どうしよう、どうする?お客様に毎度同じに売場に居ると思われたと感じると、ああ嫌だ、困った…
と実にどうも始末に悪い。こっちの方が寧ろメインであるべきだと思うのだが・・・

これは創業者の原点の一つみたいなものと特殊にされてしまうのか、
ユズバカ売場に立つとはそういうことの方が大半なのであるのだけれど…、
あたしゃ適切に判断して、腕を組み続けるし、握手もし、箸も持てば、頭も下げる。
いっそのことレオタードかヌイグルミでも着てたってよっかな。

今日3億の保釈金を利子で払ったのがいると聞いて負けじと

積んで並べて柱に屋根に 窓に明けたは一億円

テンテンテンテンドドン

惚れて惚れこんで注いで下げて すいてすい込む奥の窓




石の上にも三度傘

桜の季節が近い。
昔聞いた、声帯模写の歴史が分かるレコードの中に、
子供電話相談室のがあった。―思い出した。
「どうして春になるとおかしな人が出るんですか?」というような問いかけに、
答えは確か、「動物と同じで、春にはホルモンの分泌が盛んになって、それが普通に出る人と多く出すぎる人がいるからだ…」というようなものであった。
”おかしな人”を双方何を想定をしていたのか、少なからず興味はあるが、
このレコードの場合には論理や知性が一義ではないから内容は置いといて、
そう人間は動物には違いない。
酒飲めば何か心も春めきて〜
の声。
春も3月も終わりになれば、桜前線のよき見通しがつきそうだ、

つい先日、もの凄いものを見て、いや観せて頂いて
鳥肌が立って、しばし立てなくなった。

この感覚はきっと、自分の知性や論理を超えた何かがそうさせたに違いない。
感情か、直観か、臭覚も、触覚も、速球が身体を駈け抜ける。
そして、そのために生きてきたというような気持ちになる。
体力をふるに駆使して限界を超えたときに出くわすこともある。
あまりに無謀に情報量が多いと、自分が壊れてしまいそうにもなる。

なぜ、そういう処へ身を置きたくなるのか、
と云われれば、柚子馬鹿の持病なのか、好奇心なのか、知覚が変なのか…
”普通にすればよい”と分かれば分かるほど、スティングで、第17で、照れで、バウンドで…
大根はシラノに料理してもらうに限る…よく分からない

自分の、あるいは自分が関わる現在、過去、未来に興味があるからなのかも知れない。
以前は”自己表現だ”ということで勝手に納得していたがどうもそればかりではないらしい…。
なにも物事を理解し認知する方法は常識や頭の中にばかりあるものではなかろう。

で、現在と過去との対話から未来が見えるのならば、
歴史は現在であり、感覚であり、未完の物語として何度も対峙すべきものである。
決して歴史は過去の出来事の完結した綴りではない。その行為の繰り返しが、立ち居振舞いが、人格を、品位を香らしめるはずだ。
そんな背丈にあわぬことより、体力を使うこと、家族で卓を囲みおばあちゃんに話を聴くこと、歴史や慣習を学ぶこと大事だと思うなぁ…。未来と対決するにはドン・キホーテとなろうとも行動を起こすのみ…。

自分でも何を書いているのかわからない。無理に纏めようとも思わない、遭遇した膨大な情報量を前に呆然としながら、切れ切れの紙で繋がっている、風鎮の重みを感じつつ、
一歩一歩またあるき始めたところか…。

今朝、3月なのに小雪が舞った。
遠くの車か、なにかから、”ゆーきやコンコン、猫は炬燵で〜♪”の童謡
―遠く響いた。
なんだか嬉しかった。
春に向けて、この心意気だけでも
い風船に乗せて飛ばそう。
このホームページもソコソコやりだして、この8月末で3年となる。

ラーメン買ってこようっと。

わーーー!桜の美しさよ
ロートレックは21番に住むか54号室のご婦人だったか、
夢はルソー、いや、キャロルのスイングで、
ありとあらゆる言葉をつかっても、
おそらく相応しくない、
ただただ溢れる涙を堪えて乾杯。



海外の国々
旅先で雨に降られるというのはなかなか乙で、
シトシトピッチャン、しとしとしとと溶けゆけり・・・である。
梅雨みたいに降られっぱなしというのは別にしても、道路が、公園が、大気が、動物園が、市場が、学校が一瞬にして変わる。

ガぉー。

”柚子を海外にもってって解るのか?”と云われて、冗談の半分は”判るまい”である。
いや、正確には解り方が違うのだ。
”桃栗三年柿八年・・・”、冬至、柚子湯・・・等など決して多次元にはならない・・・。
実際、「日本人」でもどうなのだろうか・・・。

まあいい。

先日ブルータスという雑誌で、現役三ツ星のシェフのピエールガニエールさんが”いいもの、とてもいいもの”とコメントして下さったのを読んだ。この場を借りて”有難う”を申しあげたい。
味と香り云々だけでも勝負できるという”事実がある”ということか、
うーん、相手の国の文化にいくらか敬意を表して下さっているのかもしれない、
いや、枯木をそのシェフに飲ませてくれた人が凄いんだろう・・・。
念のためにこれまでの取材の方の名誉も含めて書いておけば、今のところ、商売ごときで人脈を使わなければ、もちろん広告宣伝費もゼロである…。
え?ご馳走してくれる?あ、そう。ちょっとまってすぐ行く、だたちに、I'm coming-wait a minute please.・・・
そういえば、三越の冠婚葬祭ギフトの”なでしこコース”と”りんどうコース”に例の作品がようやく出た。

ま、えーい、能書きはやめて、海外の行った国行きたい国、知ってる国なんでもいいから順に順にと書いてみる・・・。

そのまえに、ションべ、いや、風呂、いや、麒麟を探しに、おっと、
オラウータンとシチュー喰いにと…


うとうとしながら、頭の中で北北東に進路をとってみれば
アメリカに、ヨーロッパに…と遥か上空から双眼鏡を片手に眼下に数多、アマタの国境を越え…、勢いでオーストラリアまで脚を伸ばし、

ね、

飴を片手に子供を集め、カラスを全部ムンバイの動物園に集め、あ、集めなくてもいいのか、
夜行で忍び込んで台北のカバ10数等にコアラの帽子を被せ
香港で"ホンコンに旨い”とあの凄いフレーズを2度しゃべり
つづけて金太、マカオにつく、金太マカオにつく、金太マカオに三度つく〜♪
ドバイのクリークで活躍する紋別印のクレーン車に千社札を貼り、ラマダンのモスラムとフィッシュマーケットで海老6kgに鮫一匹を買い、頭は猛獣とオウムにヤッテ、マレーシアで騒ぐ団体高校生に”日本で金を使え”と一喝し、ここに来たな春、いやコキタナバルの好きな市場で調達したサバ菜に、眼科近く屋台で小篭包100個、北京ダック丸一匹に、ホーチミンの道路に落ちないように気をつけ気をつけ、でかい味の素、ピーナッツに、ライスペーパーの微塵切り等などカンカン引っさげて、クアラルンプールのツインタワーに空き缶をブツケながら、上海に乗り込み、タイのスパイスマーケットで水筒に入れたトムヤンクンを、インドから送ったジャガイモの器ですくい、出来上がった料理をかの名曲を耳にしながら始終ヨエンで喰う、余ったものは北京は万里の頂上で配る…
ね、うん。

昔グアムで馬に乗ったのを思い出し、ここ春の海岸でも馬に跨り鳥インフルエンザを蹴散らし、背中を見れば「柚子の山々月淡く…」と踊り子は探しても見つからず、韓国は一杯飲み屋で水を酒に見立てつつ、前を往くシムアナゴもどきを眺め、南端は高興で時間を潰し、風邪には柚子湯に柚子茶でチャチャチャの合間に、沖縄の海に旭川の雪はペンギンを加え、
淡路や四国では洒落にもなんにもならないから、大島を加えて椿油を肌に塗り、七転び八起き巴投げのあわせ技一本にして、人ごみにもまれもまれて、気持ちよくなりましょうか?
シンガポールの紀ノ国屋で本を買って、とっておきの一杯片手にバリで読んでみる…
日を浴びながらラストは何処がいいかなと考えて、
リオのカーニバルか、南の海か、インドでアマリリス…。

はぁぁ…

ハンモックに揺られ揺られて
口のあたりがムズムズするので、ふと見ると
横にいた猫が手で口を引っ張っているではないか、
折角海外30都市近くの大島オマケの世界一周つきと、いいところだったのに…

ん、なに、
無茶苦茶だって?よぅっし!
柚子馬鹿が狂ってるとは言葉が重複している?
鼾がうるさい?
熊じゃない?
あ、そう…。

多謝

レコードの裏を返して表をみつめ
廻り続けと願いつつ

夕立や 河海を急ぎ漕ぐ袖に 襟にあふれる花に花びら
  
いざ出陣・・・
どこへ??

C'est Si Bon

余談でね、
濃く入れたアールグレイに醤油(ダシ入りならなおよし)に、ちょっと柚子いれて、
ソウメンいける・・・。

ナイトスターズ
ゴッホンゴッホンゴッホ



やっぱり醤油もなぁ

母上、あのー、奥山の神じゃなくて、いや、
そのね、
私をボーンしてくださった素晴らしき女性の噺。

一緒に夕食、うぁ、
ディナー、よッ!
晩飯喰った時にですな
ドンドン。

「梅干」1個頼んで、
ね、
何思いケン、お母上。
イキナリご飯杓子もって、電気釜の蓋開けたネ。

ドカーン。
すごいネー。

東京から平気で新幹線を止めて夜行で10時間。東海道、順に見ながら
帰る贅沢をする親子だから、大抵のことには驚かないが…、

ないが…といえば、新幹線、上京なら、安倍川前後、
A席、つまり南側の端の席、前方から左に逃げてく富士が悪くない…
ついでに、仕方なく弁当敢えて喰うのなら(アンに喰うないう訳けじゃない…)、車内だけ(販売)、新幹線模様の700円か。鰻なら東京駅ホーム立ち喰い屋の券売機に手書きの限定30食。レトルト炊き立てのうな丼が弁当の半値以下500円で水はタダ…。(この間いったら終わってカツどんになっていた・・・)うちの近所のカケは200円…、え?訊いてないって…。おっと、、

でね、梅干頼んで杓子持たれたんじゃ


突っ込むか、せざるべきか、To be or not…、ワンワン
よわったね…、
コマッタね…、
黙って見てたね…。


うーむ、
と、なかから本当に大きな梅干が出てきたよ…。
偉い!
突っ込まなかったのが嫌でね…。自分がね、自分て柚子馬鹿ね、すべていい訳・・・ハイ。

で、
流石は遥か彼方に鎮座まします親様に、
たずね、たずねて
訊きますれば、
食べなかった弁当、ご飯の部分をそのまま温めていただけなのでありました。
ガオ〜。

なーんだ。

でもね、電気釜が立派だと、いつもの梅干が輝いて見えるのでありませんか。
今回は本当にたまたま、梅干だったけれど、いろいろ入れてね、
”厳選”カップ麺の残りや、”特製”柿の種の粉とかね・・・
こういうのに”厳選””特製”のことばはなぁ・・・反省。

え?
まんまは鍋で炊け!
いや手前ェでよそえ!
ハハー。



よもやま噺
ラマダンのモスラムと行くマックかな

よく判らない噺に出会う。多い―。
で、この柚子馬鹿そういうことに直面した時は物事なるだけ自分で考える。もっとも、恩義を受けた人、会社数知れず、感謝の限りなく、会社を営んでいる以上世の中の常識やルールに納得し、世間様同様従っている。

だがしかし、自己が”理”だと思う事柄に関して、別に村八分を恐れるわけでも、大きなスポンサーがついて云えないことがあるわけでも、誰かに、組織に、陰でコソコソして無理に取引してもらっているわけでも、ご機嫌を伺わねば自分の立場や給料が左右されるような場所で生きているわけでもない。吹けば飛ぶような会社だが・・・、いや、

まあ、枯木ゆずの世界は己の世界であって、柚子馬鹿の生き様は今のところ、大きな流通や、小売団体や、農協の傘下にあるわけでもなければ、強制されているわけでもない。
己が想いを、考えを形にし、行動に移し、世の中に、お客様に問い、己が心情になるだけ正直に生き、生きようとしている。またそれを評価してもらっていると思っている。
あの家元が、あの三國が使ってくださっている―。
これだけのお客様に見守られているのだから・・・。

ところで、松田美智子先生のことを書かせて頂かなくては、書いておかなくては・・・。松田美智子先生は特別だ。”枯木ゆず”って何?と10人中10人が聞いてくる大昔。”こころざし”しかなかった頃に、味見ひとつで見出してくれた。食の業界で”最初”に見出し、何年にも渡り、地震があろうが、火災があろうが知名度があがろうがあがらなかろうか、その一貫したスタイルは揺るがない。変わらない。こういう関りあいをして下さる方は実に少ない。もの凄い。誰がなんと云おうと松田先生は一番だ。「枯木ゆずを業界の方で最初に見つけ、さりげなく常に応援してくださっているのは松田先生である。」

料理の先生といえば
とある会場でたまたまその先生のところに行った”ゆず一味”の別容器の竹が割れていたことがあった。竹はナマものだから、とりわけ冷蔵庫ではひび割れすることがある。が、よりによって先生のやつが割れた。で、お叱りを受けるのだが、そのとき柚子馬鹿が会場にいない時で、私の代わりにマネキン(売り子のお姉さん)さんがお叱りをうけた。人一倍責任感のあるマネキンさんだったか、怖かったのか、柚子馬鹿現れるやいなやマネキンさん「どうしよう、どうしよう、どうしよう」の連呼に涙。こっちも単純、俺が行ってくると、先生との名刺交換が切欠か、「うちの竹はこっちから割れるから・・・」。これ、なんかのラジオでも言った。
ところが、さすが松本忠子先生。洒落ている。2年後ご自身の雑誌で紹介して下さった。万歳!。

山本益博先生との出会いは劇的。ロブションに会うためにマカオに行った半年後、たまたま東京高島屋の催事の後、ロブションのお店に伺った。
よく、「それは仕事ですか?プライベートですか?」という質問をうけるが柚子馬鹿にはあまり、そういう発想はない。物事極力無理してやるものではない。旅一つとってもそこの人間に出会い、そこのものを喰う事は大切なことで、逆にそういうことをしないのは(しないとおさまらないぐらいでないと)善悪ではなくて、駄目じゃないのか・・・。この日もたまたまというか、いつもというのか限定のゆずドリンク1本をもっていた。それも最終ロットの。カウンターを見るとマスコミでしか知らない山本先生が数人の方と談笑されているではないか。ほんの一言、「シンプルな製品です。どうぞお召し上がりになってください。枯木ゆずは大変貴重なゆずです。」資料もなにもなし、「貴重なものをありがとう」に近い丁寧な言葉をいただいた。たったこれだけ。・・・1年もしない間に数度も機会を下さった。もの凄い。

まだある、まだある、刃物の切れ味を止め剃刀の刃を止める・・・おっと関係ない。

一般的には行動というものは目的があって起す、というのだろうが、柚子馬鹿チトにゅあんすが違う場合が多い。ま、学習して起す行動よりもむしろ、やらずには居られなくなって、夢中になってやる場合が多いとでもいうのか。

月浮かむ 草を枕の ペルシァ湾 


             **  **

In 2004, Kanetoshi’s president and master chef Joel Robuchon had their first encounter. This led to the inclusion of Kanetoshi Koboku Yuzu in the Joel Robuchon Selection−the first such honor ever extended to a Japanese product. This special gift set commemorates the first anniversary of that meeting. The selection recognizes the enthusiasm and joie de vivre of Kanetoshi as a representative of yuzu lovers everywhere. A limited quantity of these special gift sets will be on sale for a limited time and at selected outlets only. The gift set is a once-in-a-lifetime offering made from a selection of the very finest of the year’s yuzu crop. It carries Kanetoshi’s best wishes for prosperity and happiness in the coming year.

In cultivating the koboku yuzu, we are keeping alive a part ofJapan’s cultural heritage.At Kanetoshi, we hope that the spirit of this unique tree will continue to bring happiness to an ever-widening circle of people everywhere.


…Mr.Yuzu (Yuzu-Baka)

                 **  **

ゆずらんにかわらん”と云う。。。ゆずに蘭の花が咲く様よ、いや、
変わるにかわらんは=変わる、変わらんにかわらんは変わらない…判るぅ?
この品続けられそうか…
そういう状況が産まれたらお客様に感謝…




太陰暦・皆既月食
 
元日も十五夜もなく同じであれば
孤児書生の胸の内


蜩を旅に集めて放した柘で
音にも梳かん十三夜




花火の次郎長
未定 一心で…頭しぼってね・・・
  
 
                                  Photo/K.I.
 
 
ご両所お待ちを願いたい
 
 
微かに響く。M.オークレールとW.ホールデンの口笛が…



冷やし中華

今年はみんなで冷やし中華やねん
男ん子は冷やし中華できなあかんねん
今年の夏は特にそうなんや
境内で屋台でもだしたろか、、

そやけど、冷やし中華っちゅーのはおもろいで、
これ入れなあかんとか云うたらアカンねん。
そんなん、冷やし中華ちゃうんちゃう?なんていうのもナシや。
ぽんずでも、チリソースでも、ドレッシングでも、ソウメンつゆでも、

最高のステーキでも、アワビでもOKや、
桃やってええでー。
けったいなもんでも
あっちゃから、こっちゃから、
ちゃんと見極めもってありとあらゆる方法で、

なんで関西弁やねん?
それより、8月5日神戸の国際フロンティア産業メッセでプレゼンやるでー
佐々淳行氏の公演とカブっとるし、終了3時間前でろくに商談でけへんやろし、2回も見直し原稿おくっとんのに「日本のYUZUをしらねぇな」の「を」を抜かしよるし
こりゃ新聞社の、いや担当者か…、陰謀やな…。
いや、冗談や。
訂正や、ええ場所(とこ)やったし、そこそこ反応頂けて感謝や。

ま、ええか、
あ、冷やし中華やけど、うちのポンズもあうでー。
なんやそれ、宣伝やん。




ジャックと朝顔(七夕)
 

 
天かけて舞い狂しむる細蔓に
いわで見守る月に太陽




不完全グルメ論

 
昨日昼間のラジオで、仕事のことを聞かれて、つい、
100m先のモグラのキンタマを見るようなものだと、んー。それから間なく終る…。いい表現だとおもったのだけどなぁ…。
ゆず茶のことを聞きたかったらしい。
はちみつレモンを思い出せばよい。あっという間に忘れ去られる。
つまり、ティラミスであり、年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず…。じょんのび、じょんのび、どさ?ゆさ。明日ありと思う心の仇桜…
ウマイか?といわれればウマイよ。あぁ。そんな事はだれでも云える。
でも柚子茶もゆずごしょうも柚子馬鹿に云わせりゃ美味いもんじゃぁないよ。
”美味い”とはもぎ立ての柚子の果肉を果汁を”ひゃー”といいながら喰うことをいうのだ。

そもそも、捨てるのが勿体無いから保存の為に、あるいは、貴重なクエン酸やビタミンCを取るためにと砂糖漬にしたり塩漬にしているのである。そこには大事に処理しよう、柚子に対する慈しみの気持ちがあり、やさしさがあって、家族のためにとつくる姿などあって、”旨く”なるので、
喰うときも、例えば、お湯で割って予め冷やしておいたものに薄く切った洋ナシや林檎やクコの実なんぞうかべるのがオツで、いや、冷蔵庫にある余った果物浮かべりゃよい。えー、ね、フルーツポンチである。
簡単快適らくちんの現代にはウケナイかもしれないが、、
お湯入れて混ぜるだけで果肉も味わえるところがいいと逆に今にウケているのかもしれない。
いや、売れると思った奴が仕掛けてるのが事実だろうに…。

先日うちのお客で”マズイ”珈琲に入れると旨いといった人が居たが…流石はカネトシ(うち)の客である。
まあ、たいして美味くないと思うが、いいじゃないか。
柚子ジャムをお湯で割ってのむより、今の時期ならしぼりたてのグレープフルーツの方がうまいよ。
むしろバターと溶かしてパンにつけたりするのいいぞなもし。
こんなことを柚子の世界で平気で書くのは柚子馬鹿(このばか)だけかもしれないが…。

風邪予防に美白効果なんてのもあるかもしれない。
調味料としても役に立つし…。
香を楽しんでもらえればいいんだが…。
ま、しかしそこはゆずのプロだから柚子茶ならこういう味わいにするべきで、ゆずごしょうならこうだろうというのがあるし、”こういうもの”をチャントつくる柚子家は信用できるというのはある。
そう簡単には書くもんか…。 うちのドリンクを試してもらいたい。
柚子茶は本来甘いものなのだ。だがね、どう甘く感じるか、なぜ甘く感じるか、大島である。苦味とエグミと香りをしらなきゃ、世間の、自分の知ってるものと比べるしかない。いや、本来のゆずもしくはそれに匹敵する経験を知らなきゃ評価できるわけがない。
で普通は、仕方なくアンコやオレンジジュースと比べると相成る。目新しければそれでもよい。売れるとはそういうことである。

枯木(こぼく)からいえば、捧航空会社で出されていた柚子の風味の水、あれが本来の柚子、日本の味とするのはねぇ…。たそがれ時に飲もうもんなら怒りで地面を踏みつけそうだ…。控えめに控えめに…。
だから柚子馬鹿はいつもジタバタしている…。だいたい、これだけ柚子のことをやっててもサッパリ解っていないのだ、いや解らないということを少しは判るつもりになっている…。
柚子のことを知っているなどという奴に限って、ワカラナイと云っているアタイより遥かに判っちゃいないのだ…。

先日高島屋であの服部先生に初めてあった。正確には3度目なのだが、一度は目に入らずに通り過ぎ、二度目は試飲して会話なく。今回ちゃんとご挨拶させて頂いた。はじめて認識して頂いたことと思う。開店前から来て熱心にすべての業者を周り確認されていた。単独で何度もまわり、一つ一つ味見をされている姿を観た。気配りは半端でなく相手を決して傷つけない人柄も印象的であった。この場をお借りしてて、さりげなくその辺り(上述)の橋渡しをどうぞお願いします。ヨイショ。
先生はマネキン(試食のお姉さん)さんに人気がある。売り場のそういう人に人気があるということは実は大変なことなのだ。柚子馬鹿など気に入らないとマネキンさんを途中で帰らせてしまうし、初日から来ないことあるし、、かなりの人に恨まれていることだろう…。

余談はそのぐらいにして、
売場で、いろんなところで試飲しているお客さんを見てて思うのだが、だれか悲鳴をあげるとか、泣くとか、踊り出すとか、まずい!とか、なんていうようないろんな表現に出会いたいと思うものの、
大抵”おいしい”と云う。仕事柄や、照れと常識で押えてるのならいいのだが、そう見える例は少ない。
ま、”おいしい”、には味も技術も、うまいことやりやがって、なんていろんな意味があるから、”おいしい”と表現してりゃ誤魔化せるということもあるが、
で、その”おいしい”の中身はなんじゃろけ…、である。

ずばっといえば、ほとんどの場合”美味い=甘い。自分の舌に心地よい”というのが、現代(いま)の美味いの傾向であり、新しいもの、珍しいもの、が加われば現代企業の戦略みたいなもんだ。
ついでに、いまのグルメとはおそらくストレスの発散や緊張の開放、豊かさなどの自己確認のようなものではないか。

大それたテーマは別として、
知るか、喰え。ウマきゃなんでもいいじゃねぇか。で了。当人がなっとくしてりゃ、あとから適当に理由をつけろ、である。
してみりゃ、仙人を見習え、霞を喰って生きるなんぞグルメの神様だ。(ほんとにそう思う)
客はそれでいい、全身クチビルマンでもよいのだが、つくってる側は些かものたりない。

”ウマイ”ってなに?

論文みたいに何枚にももれなく立証するのもできないし、嫌だし…
でもこんなタブーみたいな、生意気に取られることを書く奴の気が知れないのだが、
そこに触れないのはやっぱり不自然でしょ。
いや携わってりゃ考えざるを得ないよ、喰いものを造ってる以上、携わっている以上己の基準というものをもってなくちゃーイケナイ。
いや、基準を決めないと困る…なんて生意気なことをキョロキョロキョロキョロ…わっはっは。(柚子馬鹿は困らないが…)そういうもテーマにとりあえず今の年齢で書いて
見事な負けっぷりを披露しようじゃないか…とね。テッカイどころか俗になれるだけなってやるぞ…テッカイさんは実にスゴイ。

味は、(価値は)顧客が決めるんだなどという。そりゃそうだろうよ。売れるということはそういうことだ。大局でみれば顧客はほぼ正しい判断を下す。でもそんなずるいことをこの柚子馬鹿が云えるか、である。
表現の対象の特定などナンセンスだ。だいたい物を2次元でしか見ていない。ゴッホが泣く…ヨ
そうヤスヤスと値打ちなどわかるもんか。
バシッと言う、柚子の味が知りたければ枯木を喰え…。

我武者羅(ヤケクソはイケねぇ)でも定義しないと先に行けないから、
グルメとは早い話が脳みそである。ありのままを味わえることをいう。舌も(五感も)脳に繋がっているという意味で荒っぽくいえば、味は、旨さは脳みそである。譬えてジョークの判る人である。
のその資格は、○○研究家が言おうが、雑誌に書いてあろうが、紹介されようが、一旦行動に出せば自分の意見・行動として責任をとり、ものの”値”をみる目を養っていることではないのか。
いい演出も技術であるという意味を含めて、料理は”芸”であり”センス”、…オリジナリティか。
表現とは自己の、またお客のプライドを守ろうとすることであろう。(てことはうちのプライドはせいぜい500円から1000円程度なのネ。)アタイは?ドーン。どうでしょう…。

なんてニョロニョロピョコピョコピョコ…
空にお星様がキラキラキラキラキラキラ…リ

ぱらぱらっと書けば、
濃密な男女の恋愛のような、手の込んだフランス料理も結構なもんだ
カップラーメン喰うやつはグルメじゃないだなんて妙だ。
因みに柚子はカップ麺に合う。パルプにも柚子はあう…。
素材を引き出すのはとってもすごいことだ
新鮮なものが旨くて、古いものは捨てるなんてのは野暮だ。
常に新しいものを食うのは片手落だ。
料理は技術だけだと技術・知識偏重になるのはバランスが悪い。
世に高くて不味いものの如何に多いことか…。
いや今不味いものなんてないのか…。
いっそ、ゲロや死ぬ目に遭う、食あたりなんかをこれからのグルメの資格の一つにしたらどうだろう…。

いろんなものを喰ってることも、いろんな知識があることも、あれはアリクイの肉のようだ、という表現ができることも、苦い経験をし、苦しみをしり、飢えたことがあることも、ノスタルジーに浸ることも、古くなった喰いものをそれなりに”美味しいよ”と云うことも、酸っぱいものを酸っぱい、酸っぱいけど○▼だ、高くて不味いもん食わされたということも…。

グルメなんてなんだかしらない、アタイはこれ喰ってりゃそれでいい。ひとり静に海を眺めていっぷくしてりゃぁそれでいい。人間なんて自分を肯定するために屁理屈こねるのだから…。さあ、次はロースとビーフに北京ダックにクリームブリュレにアワビのバター炒めに…

これ云っちゃたら企業は困るんだけどね、、、

味の基準はまたそのうちに…
続きをといって、スタンスだけのいいわけしているだけだろう、と思われると辛いので、ぶっ壊れてもやることはやらねばならぬ。ひひーん。

ま、すこし書けば、”芸”があって、”文化”で、そこに”人間”があるもの。これをもっと高く評価するべきだ。そこに人の心を動かす”格”の違いはあるものの、善悪優劣が言いたいのではない。自分にはむりだが、人間観、国家観、歴史観というでかいものでもよい。
己が視座などいつ瓦解し、あっという間に無駄になるだろうという宿命を帯びながら、常に過去を背負い未来を孕みつつ生きる使命を帯びている、これが職人であって、猫に、金魚に…である。自分は経営者なんぞと嫌な名前よりむしろ芸人に近いと思っているのだが…。ま、いいや。その基準なんぞ屁みたいなもんだと知りつつもそれを持たぬものが”表現者”であっていけない、いやでなければ”知性”なんぞない。あ、ないのか、好奇心だけかもしれない…、難しくって解らない。であっても感性と成り行きで生きるのはどれほど凄いことなのかということなのだが…。

解りにくく書けば、
人間として”ちゃんと”生きていくためには、つねに、出来上がった作品に、組織に、視座のバランスと幅の鬩ぎあいのなかで、また、狂人にならぬ、いやなれぬ、(強靭な精神力はあったほうが良いと思うが)背景と記憶力と昨日の”事実”、取引先の要望と客の期待に苛まれているのだ。同時に、技術革新主義の打算による心理からの逃避をせず、偶然でない秩序を試みつつ、専門家として論理を放棄することなくボロボロになるか、ゲリラ戦を挑むしかないのだろうか…。

もっと解りにくく書けば、
夢、空想、お伽噺、昔話に逃げ込まず、身を削ることを承知で、それらを時に、真に開放させる。つまり”出来上がった世界”から自己を開放し、己にとって本当にリアリティのある世界を垣間見させて貰える至芸(これは一人以外私はしらない。)の存在をしらねばならない。
これはおよそ基本を極めた者のみがすることを許さるべき資格なのであろうが…。

客として己を確認する、あるいは優越感に浸るだけなら三次元でよい。美味しいものを喰いたいのならそれでよい、平面運動だけでよい。一般に云う”ウマイ”とはおよそこの世界のことである。
そうでなくて理想に向かって進まざるを得ないような−自己を問い、理想の彼岸を垣間見る前後方向に空間全体を回転させるような、あたかもワープさせるような運動。時に噴出するジョットエンジンのようなものかなんだか判らないもの、これが未来を開く、違うな、無理を開放する…んーわからない。得体の知れぬものではないのだろうか?これが例えば伝統を踏まえないのに行き成り未来を描けない理由ではないだろうか。伝統を踏まえない営みは一見斬新に見えて実はただの水平(平面)運動にすぎぬのではないか…。(※水平、垂直はあくまで把握するための軸程度の意味で価値と結び付けようというのではない、また伝統のような軸でなくむしろ自己に向けられたものである)

傲慢に聞こえようが軽率に思われようが、意味があるべきとか、意味などもとめるべきでないとかセコな相対主義、虚無的な懐疑思索陥らず、恋に上下などないのだから、方法が違ってもポイントは総合知としてやさしく説明できうるべきと思う。要はお客を厭きさせないか…。
そうでなければ他者の介入を許容しない平面(水平)運動の自己陶酔で、マスコミ的世論と売れるという事実以外に誰も後押しをしてくれない。(あ〜おめぇの読んでるとあくびがでらぁ…。)
垢が人間の幅ならば、その幅と厚みのなかでいかにバランスをとっているのか、これが現代の戦士の智慧であろうと思う。モグラのキンタマは軽率な発言などではなかったのだ。
なーんて、言い訳けしているだけ、”なんだコイツは”と思われるだけ損なのだが…。

家元曰く、世界の1/2は飢えていて、1/3は餓死寸前なのだ。明日の食事があるということが最高の幸せである国も多い。先日ミクニ先生のお話しで、日本は世界の国の平均の軽く3倍以上食いものを捨てているらしい、一方で新鮮なものが大好きで、ある国の例えば海老を日本だけで食い尽くしている。また、自然の味と添加された味の区別など今の日本人はほとんどできないという。
善悪優劣を云いたいわけではない。
例えば在庫を持たないというのは資産圧縮キャッシュフロー増による活動力アップの可能性を拡大してくれる。だが、犠牲にするものは決して少なくない。(と思う。)敢えて極端に言えば経営コンサルがもし100人が100人在庫は捨てろといったなら、柚子馬鹿は恐怖を感じる。万引き”ぐらい”なら良くて殺人はだめというのは良くないでしょ。海に誰も見ていないからと空き缶を捨て油を流すようなものだ。

さらにさらに解り難く書けば、
時代の活力が一見活発に見えるのは、実は水平運動が盛んだということである。
それを支えるのは垂直運動だと思う。(こえを例えば勝手に時間軸などを想定して勝手に読まないようにしてほしい)例えば、水平運動にとって在庫は邪魔になる。しかし垂直運動にはその在庫の原因と処理がむしろ有益になる場合が多い。本人が存在しているからこそ物まねができるように、その時代の批判されうるべき秩序や視座がしっかりしていればいるほど、それが伝統なら伝統のスケールが大きければ大きいほど実は水平運動も必然的に大きくなるのである。
本当の信頼関係いや本当のサービスがあれば程度の差こそあれSMも快感といわれるように、在庫、納期など一見当たり前の平面的パラダイムに盲目的に支配されるのは如何なものか。そういうことを無意識に振りかざす奴に限って自己や会社に自信がなかったりするものでないのか。(敢えて極端に言っている…。)その極度の状況が尼崎の事故にダブル。
遅らすということを、判断し実行できうる素地が安易な在庫・納期主義一辺倒で薄らいでいるのだ。待つ行為はとっても文化的な行為である。要は待たせる側に真に傲慢さがなく謙虚であるかどうか、違うな、”嘘がないか”の方が人間的だと思う。要するに葛藤の”バランス”が重要なのである。秩序があって認識できるのが混沌であって、認識できないものはもはや混沌にもならない。

水平運動こそが上下運動を豊かにすると云わんばかりの時代だが、”ぽんず”という分野があって、ラベルを変えたり味を変えたりする"パロティ"が成り立ちこそすれ、”ぽんず”事体が無くなればどうにもならない。ひとりでは生きていけないのとよく似た意味だ。まねが本人を再認識させてくれることはあっても、本人なくしてものまねなど存在しない。遊び楽しむ幅を大きくするためには、支柱足るべきものをもっと大切にし、評価するべきだ、といっているだけである。優劣善悪は知らない。
してみれば遊びとは”捨てても良い、捨てられても良い”という自己了解のなかで行われる行為である。(本心は別であっても。いや別であるべき、んー別であってもらいたい。)、いや、そうか、遊びの要諦は意気に感ずることである。心の優しさと表裏一体かもしれない。心の開放であり、度量のものさしだ。その上で馬鹿馬鹿しいことに撤する覚悟が了見である。その意味で、ものまねは評価されるべきである。食べ物を捨てないのも遊びの感覚にも似ている。金がなくても遊べる奴はエライ=命がけで遊ぶ奴は結構なものだ。いやむしろ、どうでもいいよなことに命をかけてる奴は凄いと思う。申し訳けなさそうに、照れて軽けりゃなおよろし。もしくはトコトンセコクセコクなのであります。世間ができないように動いているからだ。柚子馬鹿みたいにやればいいじゃないか、なかなかできないよ。金がないと楽しめ(遊べ)ない時代になっているし。でもね、会社の在庫なら捨てたら終わりだが、犬を捨てるやつも、女を捨てるやつも敢えて嫌いだと云う。バミューダは嫌だ、それよりココアだ…。

要は捨てよい仮設と捨て難い公理とその中間をごっちゃにしてる”テクニック”が世の中結構多いのである。人は生き返らない。自分の与えた影響をリセットすることなどできない。囲碁の碁石のように一度打った手はゲームが終わるまで剥がすことも捨てることも出来ない。自己の打った手は善悪に関わらず、ずっと見つづけなくてはならない。この点は人生とよく似ている。垂直運動とはそれが自己愛であったとしても、もしかしたら”愛”みたいなものかもしれない。

で、自分で書いていてどうも居心地が悪い。
ココまで来て、こんなこと読まされたら、たまったもの出ないだろうが曰く身の不運で天災だ…。
いや確かに、嘘はない。でも理想にすぎる。
「解ってないのじゃないのか?」
ズバッ、エライ、文句なし、その通り、大当たり〜。
解らないのだ。解らないから書くということもある。しないと居られないだけであります…。その葛藤を含めて自分を曝け出しているのだ。これを負けっぷりという。その結果こんな文章となるのだ。金で解決し、遊び、女を捨が…が人間だろうに…。
いや、まてよ、ご先代さまご存命ならば、そちの云うことにも黙って頭をたてに振ろう。だがな、いいか…


経営者いや表現者として”本当に”に火の出るような恥ずかしさを感じるのは、事業の成否、勝負事の勝ち負け、金儲けの損などでは無いはずだ…。
Every Sha-la-la-la Every Wo-o-wo-o Still shines…
あーあ、めんどくせぇから止そう。。。大した内容もないのだから。

ウダウダとと柚子馬鹿なりに思案したところもあるものの、ほとんど猫の欠伸みたいなもんで、
家元著「食い物を粗末にするな」と、西部邁著「知性の構造」を読めばよい。

…届かないものを身近に感じて…あの人のための自分などと言わず…、口を閉ざすんだ臆病者として、今はまだまだ人生を語らず。目の前にもまだ道はなし 超えるものすべて手探りの中で 見知らぬ旅人に夢よ多かれ …(吉田拓郎・人生を語らず)の…

グルグルグルグル トットノ お頭テンテンイナイイナイバー
コラッ

ところで、尊敬する家元をちゃんと知ったのは新宿で巡り合った上述の本であった。世に数百冊しかないといわれる限定の「談志喰い物咄」を手元で読んでいる、これ自慢である。

自分がどうも妙にイキがってるというか、力んでいるように思う。若いもん…

んー、この旨いとかまずいとか、グルメだとか違うとかというところでくみ取れない”ところ”に、本質がありそうな気がしませんか。
世の中自分の思うとおりになかなかいかない。同じ意味で、一見意味があると捉えているそのこと自体に意味を与えようとしている”あたりに”無理があるように思う。これ般若心経か…。イヤな展開だな…。

あ、そうか、ドーンにカキーンがすべてか…。
了見でポン!ヨッポン、ヨッポン、ヨーポン。。。天使の舞!
天つ御空の霞に紛れて失せにけり…

あ、気がついた。ってココで気がつかれても迷惑…。
こうまでしないと気がつかないほどアタイは馬鹿なのです…。

自分の力で解決しようとしていることの生意気さが一つ。
西部先生をはじめ多くの自己に都合のいい部分を勝手な部分解釈で利用の生意気さ。
生意気にも、いや馬鹿にも程があろうにも、家元からの都合の我田引水。まして上述の内容に言及すること自体何十年も早いと思う。恐れ多いことであります。”今”書いておくことが必要だと存じた次第で…ここを読んで初めて家元を知る方に云う。世間のいわゆる一流と桁が違うというぐらいの言葉で表現でき得るものではない、今ごろそんなことを書くとは何事と云われるかもしれないが、だから”柚子馬鹿”なのであります。

偏に、自分が”違うな”と感じるものに対する物事に対処できうるだけの料簡を持たないのに、その居心地の悪さを何とかしようとしてモガき、解ってもらいたいというまったく自己都合につきます。
書かずに居られなかった自分勝手であります。
ここに懺悔します。

コラっ
台北ZOOのコアラがコアゴア、ココアを飲んだ。


それにも拘わらず黙って観てくださる多くの皆様への感謝。

精進してまいる所存であります。
ああ、セコイ…セコイセコイ…。
**  **

ヨボセヨー、柚子だってカムサハムニダ!
韓国に行くぞ。
大切な柚子。
柚子がついている…。

**  **

ま、いいや。
いや良くない。
仮に、理想的な”グルメ論ができたとして、あるいはこれぞグルメという”達人”が居がとして、しかもそれをですね、”いいこと”という前提があった場合にですね、ですね、ですね。その距離を埋めるにはどうすべきかということに問題を置き換えると解り易いんじゃないじゃろケ、である。

あー、そこの柚子馬鹿くんなんでじゃ?
なんでじゃ?
なんでじゃとはなんでじゃ…
なんでじゃだからなんでじゃっちゅーになんでじゃ。
どこを見ておるのだ瞳の奥。ん?
素足に指先に見・と・れ・て・る。
まったく、馬鹿なんだかなんなんだわからんやっちゃな…

御釈迦様の例でね。嫌なスタートだな。柚子馬鹿幼少のミギリ、右も左もないがな
王子様で生まれて、妻を捨て、家族をすて、国を捨て、そうして悟られたと読んだ時、
”なんで?”であった。

おなじように、俗に”エライ”と云われている人たちの話を聴いてなんか違うなと感じることが
多いのはなんでなんでしょうね。

”解らない””なんだこれは”という、
この辺りなんだと思うけどつづきは随分、随分、先にということで…

ヨッポン ヨッポン 了見でポーン。

**   **

あ、
衣と杖忘れた。
あら、もう戻って来ちゃったの?
捨てちゃった
嘘オー。
冗談。
…スゴイワネェー…

そう簡単にテッカイは出来んぞなもし。
いやいやこれからだんべな。云ったり来たり、1ヶ月書いたり消したり、展ばしたり、モガイタリ、反省したり、怒ったり、これがほんとの不完全…だ。
わからねぇ?
わかって貰えるよう金魚鉢の金魚一匹づつ喰ってみるか。

アイヤー
気合を入れやがったネ。

普段は霞を喰ってんだ。いいかー。
欲がなくなって、霞を喰ってると思ってるんだろう、皆の衆、
勝手に仙人のイメージ作りやがって。迷惑チキチン、コンチキチン、だチキショー。
欲なんてもなぁ客観視できりゃーどーにだってなるぞー。

限りをつくしてみるか…
へっへー、あー愉快。切なくなるような愛しくなるような料理があるぞー
怖くて眠れないようなのもあるしなぁ、

いざ…。かくこそありけれ、近時のますらお♪無理は止しますお富みさん。
月浮かむ水も手向けの…川。サイゴンの近所なり、金魚なり…
凄いねどうも、化け物屋敷だ…。

春宵一刻値千金。花に清香。月に陰…今この時かや。
深き誓ひも数々に…仰ぐも
疎かなるべしや
音羽乃山の峯よりも。出でたる月乃、輝きて…
異心なき春の一時げに惜しむべし…
おっとまた脱線…

にもコアラにも会えず、柚子もあるけば市場にあたる…
金絲猴(キンシコウ)の背中を掻き掻き、隣のサル…

ここのクマさんはね♪
脚を持ち上げて
餌を乞うのかコリャヤノヤ
掻いているだけだ…


次はワニさんか、
なぜ蛙の脚は3本だったのだろう… 美味くはないが狸の句…

関係ないけど、たまたま観たプレジデントムックの”七緒”という雑誌、ゴーゴー

彼女はすねたのか、なんなのか、
随分帰らないから怒ったのか…本能か…
困ったことにツバメを殺った。この日からツバメ返しの”楽”となった。
ラクとは最初押し付けられて仕方なく飼いはじめた猫である。
正真正銘の羽毛布団になったまんなかに、硬くなったツバメが一つ。
殺したのなら喰え、
いや残酷に死ぬまで玩具にして彼女は遊んでいたのだ。
ああ、涙がぽろりん…。
勝者必滅、会者定離、頓証菩提、…丁寧に三遍の回向をして埋めてやった。

でね、
今度は雀なのだ。
シーイズソーラブリーと云いたいところだが、
誉めて欲しいのか、帰れという抗議か、いや本能か…
セメテ喰ってやろうかと思ったのだがそれもできずに埋めました。
彼女は暢気なもんだ。いや得意げである。
ゴキブリは良くて雀は駄目だ…なんてね。
さぞや死ぬまで怖かったろうと思うと…。
機内でお手洗いに向かう途中気絶した日の晩だったから元気なく、血に染まった布団を
ひっくり返しただけで…寝た。

いや、その、これで三回目の雀さんとなった。
雀と馴染みなんぞになりたくない。
今度こそ喰ってやろうか…
よくやったというべきか。人間の都合を教えるべきか。
寝てる間に爪切ってやろうか、
それにしても
目を開けたまんまの骨ばっかり筋衛門を視て
途方に暮れている…


雀の子そこのけそこのけ、あ、これ全然ちがうナ…。

ラクと二時間話し合った。
結果は対象がトカゲ(ヤモリ)に代わっただけだったが…。
しかし、彼女いわく、あの雀も間抜けなんだそうだ。

食品添加物丼は美味いぞ、
ライスペーパー短冊に切ってアジノモトジャンジャンかけて喰うのもいい、
あー
あー美味い美味い、うまいぞー
なにが美味いかって、へへっへっへー
誰も知らないものを喰ってるのだ、
自慢だ、自慢だ、ジマン大根水平線だ…。

あー、あ、あぁ、
分にないことしてるうちにトリカブトに河豚の毒に…
神様…、ああ、
意識が…意識が…

目の前に水が浮かぶ、
飲みたいのに飲めないのだ…
動けないのだ…

ストップ。ガサガサのパだ。クー

鯵の残りの身をほぐし、みそ汁の残りの豆腐に、トマトとキュウリと大根にワカメあたりを刻んでタッパにつめ、実験しているドレッシングなどを、三杯酢だ、サンバルソースだ、ナンプラーだ、チリソースだ、ABCだ、ソウメンだ、マスタードだ…悪逆非道にゆず、かぼす、すだち、だいだい、レモン、ライムを振りしぼり、冷酷無残にニンニクをすりつぶしボールに擦りつけ、ハーブを載せ、玉ねぎを刻んで涙ながらにミックスミックス&トス、トス…といろいろにつけては食べる最近の昼飯である…

峠の向こうから
駈けてくるてーと、
えーそろそろ、グルメってーものの正体を早く出せってんで、
天井突き破りそうなもんだから、
出さないのは悪い、そんな想いに駆られよな駆られないよな、
だからといって、
コウロギをフッ飛ばす屁のように、
なんでも出せばー良いってもんじゃぁない。
ま、いや、出さないでかくのは蚤ぐらいなもんで、
ナンキンムシなんぞ痕は余計にあるくせに、あっという間にいなくなるもんだから、
一見結論にみえても、もろもろの余地ってーのがあったほうが良い…
たまらない面白さ…出くわしたり、得も云われぬ…見つけたり…。
いや、そうでない、こんなこと書くことが違うのだろう、
狭くなるし、野暮になる。資格がないから止めよう…

えっ? 
なに、あっ、そう。
シンガポールにバリにラスベ…、あ、どうぞ、どうぞ。。。
こっちは朦朧としながら
行き先不明のビバ!特別バスだ。

STOP




雷様


ピカッ
さあ来い
ウッヘッヘー
どうだゴロゴロ…
ナルホド怖い
雷様だ
一日ゴロゴロ… 
にゃー
太鼓なんぞ使うもんか
行くぞぉ
”こぼっく”ゴーロゴロ…
ドカーン、、、

ドジョウ屋〜。




嗚呼

泣くな鴎よ、あの空見れば、月は輝き、陽はまた昇る。
雨に嵐に雪に風。照る日曇る日、喜び語る。曲げよ伸ばせよ人のため…。


身を捨つる人はまことに捨つるかは捨てぬ人こそ捨つるなりけれ  S法師
近藤が居たならば「虎鉄は切れる。刀は銘の如何ではなく活かし方なのだよ…」といったはずだ。
隣を見てね、そちらを観てね、あちらこちらを観てね、首を傾げながら
両手を広げる代わりに、
微笑んだ。
そう吉行さんと淀川さんの対談のなかのモンローのように。
「困ったなぁ」といいながら、則宗を腰に沖田は立っていた…。
花開けば風雨多し、愛多ければ憎しみ至る。

あっ
嗚呼
あ〜ん。

パトカーというのが、革張りのクラウンだったのいうのは初めて知った。
10日は、高速警察隊の方と車三台が関係する事故の調査。
時折桜の花びら舞う道路三車線のうち
二車線を30分だけ規制するというのはスゴイ。

で、どうしたの?
いや、なんでもない、俺が禁煙しただけだ。いや違った。
コラッ

でね、柚子馬鹿がパトカーでそのまま連れて行かれるとか、枯木ゆずが消えるとか
どうしようもない事故だとかそういうことではないのだけれども事故はかなり怖かった。

ところで、赤色灯(っていうのかな?)つけている時って「カチカチカチッ」と音がする。方向指示器
出しっぱなしですよなんてとツッコまなくてよかった。

車に極力乗るの止めているのだけれどもたまたま乗ったときにこれだから。

感動蹴だ。なんだそりゃ?
ひみつだ。

嗚呼 勿体なや他人(ひと)の恩、旨に刻んで粛々と…。

馬鹿でなれず、利口でなれず、ツーと半端でなおなれず、
それにドキャーツーもんが…


そうだその通りだ四次元に違いない。

うん?
ジャンケンポン三択だ。
モウイッチョ!

チャンポンメンに卵白。
はっ?
駄目だこりゃ…。

甘からず、辛からず、濃からず、薄めたとき初めて香る鰹かな。
ご主人幾ら?お酒はサービスでそれぞれ450円。
エライ!早く、待ちきれない。飲むぞー。

〜暖かき朝の日差しに背をおされ西へ進むぞ♪
トタンの仮面で荒野の末だ、海だ、山だ、夕暮れまで♪
あチャチャ、ダダちゃでチャチャチャン…♪

そうそう、こういう書き方を止めてもらいたいという、
この一点に掛かってくるわけでありまして。
そんな悪くないむしろ…と思うけど…
ん?
物事焦っちゃイケナイと思ってね…
無理でも何でもやりるれろんであります。

さあ、近藤とモンローと沖田と柚子馬鹿。パトカーそれに、チャンポン麺卵白とはいかなることなのか、ナポレオンのトランプは三枚目に限る、の秘密はこれ如何に、いよいよ佳境に、

というところで、柚子馬鹿の粗末だがァ…
おズカンだでまた明晩のおあずかりィ…。

こりゃ酷いや、でもう一杯。

んー
もうちょっとゆっくり飲むんだったかなぁ…
飲めなくなっちゃった…
あーお客さん
その水いくらです

**  **  **

一部製品デザインの変更について

**  **  **

(4月下旬記)
大して世間に影響のない柚子(オレ)が自分を曝したところでなんとも思わないと思われるだろうと
感じると恥ずかしいのではあるが、このぐらいのことで騒ぐのも迷惑か…居心地悪いかな…とも思うのだが。。。だいたい普通の会社ならまったく変わらない顔をしているだろう。一々真面目にやってたらもたないのかもしれないが…。
一晩たったし、お客様へのサービスもあるし。
先方への配慮という意味でも、一応チャンと謝ったし、今日は28日だし、
そろそろ書いてもいいだろう。。。

小学生のころ、おばあちゃんがはじめて、自動改札機を通った時のはなしで、
電車に揺られしばらくすると、お婆ちゃん曰く
「もう、きっぷは向こうについちゅうろうか?」
嗚呼…。

こらっ
なごませようと思って…。

しかし、ワンポイントとはいえ10年以上もつかってきたデザインが実は自分の父親がパクッたものだったというのは…。「どうだお前のことをこんなに想い考えているのだ」と柚子(オレ)に云い、「どうだ父(オレ)のデザインと発想は」と当時印刷屋さんに云っていたと聴いて笑った。凄いワネー。
親子が知らないわけないだろう、という一点に拘られることもあったが知らないもは知らないのだ。
(名前を知らないと大変なことになるのよ…"は"が"を”に変ると無学者というぞ…脱線。)
だいだい、馬鹿(オレ)に内緒で支払いはこっちで家を一軒たててしまった過去のある父親である。
カネトシはこの馬鹿が高校生の時につくってやってきた会社だ。
修行中は母親に代表者になってもらっていた。
と、この馬鹿親子そろって、謝りに行く途中で高速道路で人身事故に遭遇したと、ま、そういう訳である。
体調と状況からあと1週間程待ってくれと頼んだのに…。
商標も取得して10年もずっとつかっていて昔は交流もあったのに、
代理人からの行き成りの内容証明郵便とは…。
しかし、悪いのは俺である。父の誤りは俺の誤りだから。
と、先方も言っていたが、謝罪になると父と俺を別けて考えるらしい…。まあいい。
だが、職人の父がそういうことを知らない、罪の認識がなく、老齢と地震で10年以上昔を忘れてしまうことは有り得る話だと思った。それに、先方が言うチラシに一度使われたきりどこにも使われていなかったらしいし現物も代理人のところには残っていないといってたから、父以外しらないものを事前に見破る手段はほとんど無い。まして、父が「どうだ」というものを疑うような発想は当時無いし・・・。
正確には、類似の現物を見せてもらいたいと言ったら「冗談いうねぇ」と云われ、父は子供を思うために馬鹿(オレ)に内緒で謝罪を先にしてしまっていたこともあり、記憶も現物も無く馬鹿には確認できないのだが、先方のリアリティのある話を全面的に肯定したのである。満腹だったら飯喰ったろう?遊園地ならバターだろう。え?大した問題ではない…。父からもらったものだし愛着があるから使っていたのだ。でなきゃ家元に失礼である。そもそも、修行中でこの馬鹿がカネトシの代表者になるよりも前の話しである…。
しかも帰った直後は大震災で家も会社もなくなったのだ。印刷物に疑問を考える余裕があると思うか?、
ヒモジサト、寒さと恋を比ぶれば、恥ずかしながらのアレである。
あー 言い訳してスッキリした。
しかし、柚子馬鹿も父を見損なった罪も重い。世間では会社のミスは社長のミスだ。
大事なのは手前の事情ではない、書き手のプライドを傷つけたことである。
で、上記のコメントを曝け出し、謝罪をしたのである。御免なさい。
そして、父には厳罰を…。出家の代わりにお寺に一人でしばらく居てもらった。一人でパンツ洗って飯つくって線香を上げるのだ。
どうでぃ。こういうユーモアがなぁ・・・。
(父にとってはこれがどれほどの思いだったか…は解るまいという野暮を添える)
人は一人では生きていけないのだ。しかし、まるっきりのパクリというのは笑える。お蔭で入院して弱っていた足腰もつよくなったし、なにより禁煙、禁酒で父はますます絶好調だ。
嗚呼、代わりてぇ。禁酒、禁煙は嫌だが。

経営者がこういうことを書くべきでないと何人かに云われたが、うるせぇ、である。
曝せないのに事業なんかするな、である。
余談だが、子供のアンケートには社長になりたいというのが多いという。少年で社長になったという漫画まであると聞く。社長にはなりたいが、何をして社長になりたいか?というのはないそうだ。金儲けなんて大したことないし、社長なんて形式的には会社で最も影響力がある以上のものでも以下でもないのに。嗚呼。
守るものが多いから代表者は…なんて…ふん。誇りを失ったらいかんのだ。
大体、経営者ということばの不自然さも嫌いだし、職人でもあり、革命家であり、理想家であって現実主義であり、表現者であり、金稼ぎもしているし、冒険家であり、ゆずキチガイであり、屁みたいな奴であり、なんだかわからんのだから、アッそうか、わからん奴を経営者というのかもしれない…
事業主の事業を坊にかえると坊主だ、それはおいといて、
大体人間と面と向かうのが仕事だ、という目から見ると、常識と非常識が今ほどよくわからない時代においては、柚子馬鹿みたいな奴はどうだ、この馬鹿の馬鹿さの所以は曝け出したぐらいで無くならないだろ…なんて生意気なことを書いている。

この前は事故で行けなかったが、
5月の連休は日本橋の催事に行ってこの面サラすつもりだ。そう見世物だ。いや見世物になれれば大したものか…。
人間開き直るのもロクナこと…。いや平気で開き直らないといけないはずだ。
まあ、年に一度の両親に感謝する日らしいから神様ご勘弁を。
今年の年末の限定ぽんず、期待してくれないかな…。
お客様申し訳ない。

**  **  **
催事終わったし
このつづきはまた明晩のおあずかりぃ…
(20050506以下封)



大あたり

ぎゃーーーーぐわぁーーーーー。神様は時に思わぬご褒美を下さるのです…。そっと胸の奥に…。
(今回は?下品ですから食後にお読みください。)

あのね、
こないだね、
行き成りだけどね、
うっ…
でね、気持ち悪くてね、
もうこれ以上はっ吐けないっという・・・、
ふぅ…。
なんでまだ吐かなくちゃいけないんだろう…。
ひぃ…。
吐き気がどうして止まらないんだ…うっ
下からも止まんないなんて…。
あぁ…。
なんだか寒気がするぞっていう…。
…。
最後は横っ腹が痛くなって始末がわるいだなんて…。
「道具屋」か?
え?えへ…
いったいどーしたってんだ?

あたい、腐りかけの太刀魚…。リスクを承知で喰ってあたっちゃった。。。
そいで、高島屋さまの催事最初出られなかったんだ…。

えぇ?た、大変な馬鹿だねこ奴は…。

しかし、どうもベケンヤ、発見した。
そう、柚子果汁はゲロにいい。二日酔いはもちろんなのだが、食中りにもいいことが判った。
柚子飲むとわりと心地よく吐けるのだ。仙人の話しによると、
色悪しきは喰らわず、匂い悪しきは喰らわず、酒は量なし乱に及ばず"、云々と仰った孔子先生には申し訳ないが…、いや馬鹿馬鹿しくて相手にされないか…、
そうだ食中りと二日酔いに飲む柚子を、通称「ゲロ水」いや、アタリ水と呼ぶことにした。
だから、最初(ハナ)っから焼酎を柚子で割ると
旨いし、肌がキレイになるし、健康にも、効率がいいぞー。

ん〜地球の今年の最初から胸の空くような話題で、もうヤケクソだ…。
危ないとしりつつ喰った太刀魚に中りました。しかも親子で。ハイ。吐くまでの至福の時間を過ぎた後は、多く喰っただけに大変でありました。

こういう時にこそ、歴史に想いを馳せて…

あーしかし
こんなことになるなんて、判らなかったからなかったから
原木で育てた、お化けエノキダケ…
丁寧に切って、もやしまでそえて、
親子で喰おうとおもって折角バター炒めにしたのに、
あぁ…。
あぁ…、
いや〜ん。
全部無駄になっちゃった…。
食べてやり、食べてやりたかった…。
ご、ごめんよぅ。
ごめんよエノさん。
せめて想いをむねに…、せめて…ネ、

そうか、 そうだ。
伝統の、日本の…いや小さなことからだけど、…

あたたきこころざしを想いて学び、ほんの少しだけでも継ごうじゃないか…。

一路邁進。

ところで、2月17日にテレビにでる…、でるよ、うん。
宣伝か?
そうであってそうじゃないんだな…。そうだと想おうとするとこが違うんだな…。
まあいい、それで?
豚シャブの特選素材だ。かの「どっちの料理ショー」なんだけどね・・・。

ざっといえば、豚シャブなんぞすきに喰え…。といっちゃぁ身も蓋もないのだが…。
そういうことを書くからきりたんぽになるんだよ…。はっ、 いやそれでね、
MXテレビの家元と仙人と西部先生が喝破された通り、デモクラシーは民衆の制度で多数決なのだ。同様に、資本主義の制度上、どこがどこに資本を出そうと、どこが球団を買おうと、できることはできる。噺はそれでおしまい。
猫の欠伸を凍らせようが、チョコレートを落下傘でふらせようが、
「うまきゃぁ、なんでもいいじゃないか」で基本は了。
もしくは、そこで話を終わりにしない、させないのなら、どういう条件が必要で、どういう資格が必要かを…考えるしかないわけでして…
そのー。
良い悪いなんぞ容易に判らんのだからどっちもこっちもそっちもあっちも、ドンドンやれー

と、「終わらせてしまう」と云い切ってはみたが、ズルさとうそ臭さを感じてしまう。
何だかワカラナイけど居心地が悪い。居心地の悪さを何とかして安定を求めようとするセコさを思うとき、感性と成り行きに任せるような実力はとてもじゃないがまだまだない。すると
日本人としての連帯感情理を尽くすという発想、これ大切なのじゃないかしらと教えてもらって気がついた。

余談だが、
これだけははっきり書いて置こうと思うが、今回の特選素材の「枯木」「ゆず」「ぽんず」、他の製品に代用できるようなものじゃないよ。蛇口ひねったてすぐに出ないぞ。くどいか?くどいのは気のせいだ。

元にもどして、要するに年月の積み重ねで出来上がってきた形式が、そこの国や組織の理念が、制度がその時代、時代に意味をもつには、どういうことが必要か、

ええぇー?
動機が不純じゃいけないのー?
不純でない動機のほうが不純であるというほうが本質だとおもうがな…
でもだ、
異常だわ?
はっ?…いやなんでもない…。

かっ、、
そうしてその判断の源をどのアタリに求めるのか、
事柄の中心をどのアタリにおくのか、ものの根本は、あっ、根本さんはいい人。
ちがった、
アタリになると取られるよ、
は?碁か?黒石白石…

だから伝統がきれることは大変なこと…。
おいしさの基準、豊かという基準、幸せという基準、寒さ、洗練、洗濯、茶碗蒸し…

ゴッドファーザー。ペンギンは歩く。熊はボールを投げる。オラウータンの子供は妙だ。レッサーパンダと話せた。そういや環境問題って、組織つくって、お金をだして支援するより、まずは親を大事に…とか、近くに居てあげるとか、おばあちゃんの話を…、ということができてからじゃ…、で、無理だとしたら…というふうに考えるほうがより本質がみえるように思うのはきっといい加減なんだよね…。尤も今の世の中金の無いのは首のないのも同前なんでしょうが…。無理が通れば道理が…のあれは深いところで判断すればとっても大事だと思…。「人でなしの国は人の世よりなお住みにくかろう…」
こういうことを平気でよく書くね〜ったく…。
肩に手を、笑顔で話しかける。とっても眩しい先生〜。先生は無用じゃ。
ならプロフェッサ〜、一人でも反対するとだめだぞーっと罰則をつくられた
すると音楽が生まれて詩ができていく。名作詞”作曲家だ。
なに?

たとえ、いろんな世界の昔の「名人」たちが蘇ったとしても、スピードやテクニック、それにデータ量が圧倒的に進んだ今、現代の達人たちには到底適うまいというが果たして本当にそうだろうか・・・。
実際、最初は負け続け適わないだろう。しかし、その時代の「武蔵」達ならばきっと、分野に多少差はあっても数年いや二、三年と経たないうちに、自分が居た状況から現在まであっという間に距離をつめて吸収し、善戦し、やがて五部に、いやそれ以上に活躍するんじゃないか、と思うのだがどうだろうか…。
上記は(「武蔵」よりも「人間」の観の方にウェイトがある。という野暮を一応書いとく)

野次馬で無責任で卑劣な書き方なのを承知の上で、
 あー面倒だ、好きにやれ、手前ぇの利益だぞ、みんなで騒げ、どうせ買うなら全部買っちまえ、球団一つテレビ局一つといわないで全部買え、既得権益を守るためなら不都合なやつは排除しろ、非常識にしてしまえ、そうだ!車とインターネットと携帯にマスコミなくしては人類の未来はないという法律をつくろう。中心なんてわかんねー。30年以上昔を学ぶなんて無駄です…、株とネットとサッカーと野球とテレビこそが世の中の中心にあるべきだー、たとえどんなに社会に大きな影響を与える立場になろうとも、国語を大事にしたり、歴史観や世界観があってはいけません、如何に自分や自分達の行動と感情と利益を肯定するのかというのが大切です。だから人気がすべてを優先するんです。ただし、自分達の生活を脅かす犯罪と暴力だけは許しません。それにプロの警察官なんて要りません。医者も郵便局も儲かる場所にだけつくり、人気ある人に診てもらいましょう、金がなくて診てもらえない人は諦めましょう。
 どんなににこまったことが起きても素人にしか助けをもとめません。傲慢じゃありません、万一戦争が起きたって民間の軍隊をつくってスーツに拡声器で戦います。家を守もるのはお父さんじゃだめなの、子供やママじゃないと。なぜって未来永劫平和だし、万一食中りしたって、「出すものがない」なんてことは絶対にありえないんだもーん…、命を脅かされる恐怖なんてありえなーいし、そのうち死んだ家族も蘇らせられるらしいよ…。我々人類の文明はすべてを凌駕するのです…、
”今”に迎合するほうが得だもんねー、馬鹿だなーそんなことは、困ったことが起きてから考えればいいじゃねーかー、といくのか(こっちの方が本質なんだろう…けどね)
だからといって俺はね、だからといって俺はね、それはちょっとだけ困るんだよねと、自らの歴史の気配に、少しくらいの智慧や執着をもとめていくのか…。

あたいはそんなこと全く判んないけど…、
それにつけても、一層、やっぱり、あぁ〜エノさん…。

なにをぶつぶついっているのだ…生意気に…損得越えてさらけ出しやがって…
神戸のサウナで毛根の奥の方から柳にかけた蛙の褌まで理解るような判らないような、鍋将軍がいざー体当たりと”遠からんものは音にも聞け、近く場よって目にも観よ…。真っ先に突き並べたる楯の板には、皆目印の定紋ナ打、枝菊、桔梗、鶴の丸、立浪、巴、三蓋松、牡丹…
あ、またも関係ない。
ん?

バター炒めが…。

バターを舐める。につけて舐める…。

一つ棒を舐める。二つ棒を舐める。三つの棒を舐める…。赤い棒を舐める、黄色い棒を舐める…
色んな物を舐める…
なんだそりゃ?
世の中の柔軟性のない上っ面なものをみつけると、「ナマル」(鈍る)というぞ。
ナマルゲームだ。ばっさりとナマル。ナマれー。
すると途端に柳の下でエノキと一緒に豚シャブを喰う。ウズメノミコトも居る。
無茶苦茶くちゃくちゃくちゃ創めやがった…こりゃ駄目だ。言語道断だな。
魂語に道談ってのは…如何。むむ、青竜刀を持て、
どうかご勘弁を。堪忍、堪忍。
はやい話がここを読んだ身の不運と…。
なぐるぞ…、ならば徳利を10個もて、
この柚子馬鹿め!ドーン。
あぁレ〜。鈍られたー。破れた折れた。
唐傘に蛙を想う柳かな、破れたら貼れ、破れても貼れ。

き、き、気のせいか?
いや、エノキのせいです。

二伸
贅沢な素材の、由緒正しい材料に、珍しい滅多に手に入らない…、もちろん、素材の良し悪しや鮮度は最も大事だし、今の世の中”安心””安全””美味”なものは必然的に高級なものがほとんどになってしまうのだけど、、。でね、
安心安全はちゃんとしてるという前提に、普通の素材で普通の材料で、バックに抱えるべきものを抱えながら、※※※で造る、(気合か?)カネトシドレッシングを今年だすよ。 ものは昨年末に一応完成… さあ、どうなるか… 、

(少し書いてはアップしてるうちに、予想外の展開となりました。もう次回からすこし変えて行かないとだなぁ・・・)




柚子莫迦太郎左衛門
あー吃驚を通り越して きゃぁぁぁー プルルルリンリン、いやーん。 怖いやら・嬉しいやら・たまりませーん… / 発声練習終了。

近よらざる時は、ものの黒白(あいろ)と理方(りかた)が判らない。
さぁサ、お立会い。手前持ち出だしたるこの「柚子」。
天の光と地の湿りを受け陰陽合体致さばこの果実が実る。この瓶のフタをパッと取る。
ツカツカと進むが,虎の小走り,虎走り後(あと)に下がるが,雀の駒取り,駒返し、孔雀霊鳥の舞と「柚子」の芸当は十と二通り…そんな訳はない・・・無茶苦茶だ。

天下の大道商人(あきんど)、筑波太郎左衛門についてツラツラ,ウツラツラと書く。
お馴染み「蝦蟇の油売り」と云えば…である。

この”蝦蟇の油売り”のことを良く知らなかった、いや、知ってはいたが意識してはいなかった。
だから、子供の頃のテレビで、金魚を飲み込んで活きたまま出したり、口から火を吹いたりするのと同じ大道芸として記憶彼方風物詩の一つであった。

理屈を省略していうと、
談志家元の蝦蟇の油に、夜店風景を学、柳行師匠の蝦蟇の油を訪ね、新撰組を思い、サミットという会社での商談の内容(弊社(うち)の製品は現時点はない。)などつらっと全部が繋がって突然頭の中で響いたということだ。(理解る人にはわからぁね…)

ずばっといえば、テレビでいう視聴率、経済の販売効率、味覚でいえば甘み(うまみ)一辺倒では筑波太郎左衛門のことはまず理解らない。大体苦味のわからないのに甘味は判らない。(ドイツの格言というから怪しいかも知れない…)それどころか、野武士のような凄みや、突き抜けた莫迦莫迦しさを感じるのだが、マトマラナクなるので(自分は平気(かまわないの)だが…)これ以上失礼になるといけないし、判りやすく噺を極端にかつ限定して進めることとする、という言い訳けをしておく。 ”ありがとう”の言葉をタリムに残そう・・・おっとこれは関係ない。

このオジサン、長年稼業と致しまするは”金看板御免軍中膏ガマの油だ”、お立会い。
そう、大道にて軟膏の薬を売っているのが筑波太郎左衛門さんなのである。
行きかう人の足を止め、気持ちの準備のない通りすがりにテメエのものを売るなんぞ容易なことではない。

つまりは、新宿の駅前で週刊誌を並べて座ってるおっちゃんや、フォークギターで弾き語り気が向いたらお金を入れてねという青年、いらっしゃいませとニコニコっとする受付嬢。はたまた、お客様のクレームにすべからくごもっともごもっとも…さようさよう…、丁寧に説明する以外に決裁件のない店員達とは、太郎さんのやっていることは一味も二味も違う。

世の中、良く"経営のプロ”なんぞと自負して、手前が働かずして儲け、自己を正当化し、人を騙し、欺き、人脈を都合で用い、文明というシステムを利用してゲーム感覚で金を儲けるのが上手く、世間を巧みに背中にして、金で解決するばかりなのに、それが自慢になるとおもっている…、その点、太郎さんちゃんとしてから基本的に、ウン、根本的に違う。(再度言う、自分を棚に上げ、極端にかつ限定して進めている…。)

噺をもとにもどして、
”売る”という行為から少しばかり考えてみる。

よくあるのが、オケをつける、増量する、値引きする、といったお得戦法。
宣伝する、ラベルをよくする、うまいコピーをつけるといった見た目戦法。
有名人にお墨付をもらう、キャラクターをつけるといった虎の意を狩る戦法。
ヨンさんや新撰組といった話題に便乗する、観光地お祭りを利用する…便乗戦法。

希少価値だ、効用だ、差別化だ、価格政策だ、メガ・マルチ・共同…ブランド戦略だ、
ポートフォリオだ参入障壁だ、製品ライフサイクルだ、技術革新だ、大量生産だ多品種だ、
環境配慮だ、健康増進だ…、平均値だ、データだ、限定だ、マーケティングだ、確率だ、解析だ、
組織力だ、労働意欲だ、金利だ、株だ、交換価値だ、イメージだ、情報リテラシーだ、ユーザービリティーだ、コミュニティだ、口コミだ、心理学だ、好き嫌いだ、イショだ、
だ、だ、だ、だ、だ、だだだだ…だっただー…云う物は識らず、知るものは云わずだ…
ダダダ・ダーん、だだ転び八起き、だだいまー、二こぶだだだ、だだの酒って、だだはイケナイ…。
さもなくば、人情に訴え、同情を買い、客に媚び、根回しをし、アイデアを盗み、不安を煽り、好奇心を、優越感をくすぐり、…(これ以上は金くれたら書くよ…)

売るとは行為はとどのつまりがこれらなのである、
買うのも…、所詮はこれも屁理屈か…           

スーパーでよく目にする”店長お奨め”に"月間特売”。”試食宣伝”…
独自で売場を管理し、店長自ら店舗に立ち、ときには消費者の代表として代わり判断し行動してくれる良心的なお店もまだあるものの、実際には製造業者が”店長お奨め”や”月間特売”のポップを金で買い、値引きを原価に組み入れ、試食宣伝と引き換えに商品の導入を行い、小売店の代わりに売場の陳列や撤去応援をしているのが実態となりぬれば、なりぬればとくれば、それが小さな企業に対する参入障壁でアリンスよ。(念のため良し悪しを云いたいのではないよ)

良し悪しではなく、そういうギブアンドテイクも、全体として、お客様の為に良いものを売ろう、良き会社にしよう、という意識があればなんとかなる…。政治家も”国を思い、良かれと思う”前提…、どういう制度であれ、ある程度出て来れない奴はだめなんだろうし…。(微妙にセコイことを書いている。…ハックション。)
もっともアメリカでは、小売店に選ばれた”大手”メーカーは互いに情報を公開・共有し、日々の売上データに基づいて、メーカーの方で生産管理から小売店の在庫管理、果ては商品の補充まで行っているという。徹底的にコスト削減を行って得られた利益を顧客を含めて三者で得るというわけだ。消費者が購入プロファイルとして区別していないものは日本もやがてそうなるよ…。

要するに、顧客データーを視て、例えば牛乳はブランドよりも容量の大きさで区別して買っている傾向がとても大きいと、そう判定されれば、売り場はPB牛乳一色となり、容量の違うものだけが並ぶこととなる。こういう情報共有力と開発力、組織力のある”強者”の牛乳だけが生き残るというわけだ…。
これは、低価格で勝負する業態に限った場合ではあろうが…。そういう現実がアメリカでは既にある…。

あー香港で自転車こぎながら喰ったバナナの味は幸せだったぞー。
あーアぁーー アァー あぁー
あーん。

世の中”売れないものは糞であり””売れない奴は駄目である”は、その通りには違いない。
だが、”それだけ”を続けることはとても危険なことで、とくに”文化”の為には…なのだ。一人でもいいから突き抜けるか、別の基準をせめて一つは持とうじゃぁないか、お立会い。

例えば、製品の説明は言わずもがなとして、マニュアル通りに、いらっしゃいませから始まり…有難うございました、とヒタスラ丁寧に徹するよりも、言葉は下品でも、ジョークを飛ばし、無言でも客の”間”を捕らえるのとドッチが難しいことをしているか、ちょっと考えれば判ろうというものである。誰でもできることと、出来ないことの区別といってもよい。社長を気にし、会場を気にし、○○を気にしてると出来ないことがある、ということが判り見抜ける客になるのも、お客様を育てるのも大切なことである…。
(ハイ、その通りテメエを棚に上げてホザイテイルノデアリマス。)

因みにうちの客に、賞味期限はどのぐらいですか?に対して
”どのぐらいだといいんだ?”などと云ってちゃんとウケる。
近頃は、製品とまったく関係ないことをブツブツいってても売れる…
時にあなたはお幾つですか?
お帰り、お帰り、お帰り…。
香港のバナナは本当に旨いよ。
ものの始りを一という。
太陽が西に沈むと…
マカオのロブションのポテトスープに毛が入ってて…俺に毛がなし…。
センダンは双葉より芳し…
5本はいかが、4本、2本、1本…ナシナシはいけない・・・
そうか、伝統が切れてしまうことがいけない
トントントーン。トンツートンツー、トーンが大切。
うん、木々はとってもやさしいよぉ…。
お座敷へどうぞ…

余談はそのぐらいにして、
さーサお立会い、お立会い。御用とお急ぎでない方はゆっくりと聞いておいき。
黒のタキシードに緋縅(ひおどし)の鎧、長靴はいて風船もって
大看板はガマ油売りの登場である。

さっき分解した”売る”という行為を知ってかしらずか、はたまた達観してるのか、天下の日本男子。
それらの限界を、”人間というもの”を知っているのか、照れか、狂気か、無碍自在、バランス感覚の妙なのか、軒の棟木に降り積もる雪の灯かりが味方松明。地口の半纏ダンダラ筋白き木綿の袖印…おっとこれも関係ない。

鐘に撞木(しゅもく)を当てざれば、
鐘がなるやら撞木(しゅもく)が鳴るやらトントその音色が判らぬが道理だ。と始まり
棗(ナツメ)の中にある人形の芸当の啖呵につづき

製品の由来、説明、成分、効能、を違和感なくキラリト輝く彗星の如く、ボラが食う…いや、鯉が登る滝の如く見事な啖呵に合わせて、抜けば玉散る氷の刃を持ち出だす。
刃物の切れ味を試すのに、紙を取り出し一枚が二枚、二枚が四枚(しまい)、四枚が八枚、八枚は十六枚、三十二枚、六十四枚、六十四枚が一百(いっそく)と二十八枚だ、お立会い。
”ふっ”と散らせば春は三月落下の舞比良の暮雪は雪降りの景(かたち)、とやる。
まったくもって”無駄なことを”極めている。

少々の論理矛盾や飛躍など己が内容とパーソナリティのはみ出しで補って余りある(これを本当の私物化という)。

落語では売れた金で酒飲んでご機嫌になり調子にのって失敗するという噺である。

これ以上の説明は野暮である。是非家元をお聴き頂きたい。

雪に熱湯を注ぐがごとく痛みは去るよお立会い。
柚子馬鹿も現場でブツブツいっている。
ヨッ
ウェルカム、ウェルカム…

鐘は心のなかで鳴…、あっおばさんこれ頂戴っ
どうして?
欲しいから。

                        **     **     **

思うに、この蝦蟇おじさん、よくあるテキヤとは違う。テキヤ=胡散臭いというありがちの見方も判るけど上述の内容の本質でない。本当に胡散臭ければ人も集まらなければ売れない。これだけの芸当ができるのなら本当にやろうと思えば現代っ子顔負けの智慧も度胸もあろう。単なる金目当てならばもっと楽なことをやるだろう。株で儲けるぐらい朝飯前だ。ずる賢い奴が酔って失敗のお調子者にするのには無理がある。そうではないのだ。そう観てはつまらないのだ。

半端な奴は正義面して己が辻褄を合わせるので精一杯。一歩進んでデタトコ勝負と自分を投げ出す程度。このおじさんどうもそれではおさまらない。おさまらないと知ったとき、尋常では到底及ばない…。ドロップアウトもしていない…。どこにでもいる蝦蟇の油売りでなく、菊一文字を扱える程の蝦蟇の油売りがきっといた筈だ。だから馬鹿馬鹿しいほどに面白い。
裏から見れば、その境地と雰囲気が解らず、手に負えないから「下手な金儲け」、間抜けな奴として処理するのが多く精一杯も仕方が無かろう…。今の時代、本家蝦蟇の油売りが必要じゃないかな…。

(※ 色をかえて表現している一連の言葉は、家元、落語のフレーズ、蝦蟇の油の口上から引用させて頂いております。   ) 



夏のドラゴン


月の形をした船の中で
ビーバップの余韻に浸るころ
凄まじいドラゴンの啓示があった
三遍ぐらい?と傾げて貰えるかな
ジェンキン酢に
純ちゃんの人生いろいろぽん酢…
暑い。
え、なに?キムジョンイルで酢

 

k.k



あかね

無添加で手造りだからよい物ですよ、
さよう。善いものには違いない。

添加物を企業が使うと成れば、その方がお客様の”好感”を得て”売れる”からであり、もっといえば、”儲かる”からである。さらに云えば”効率”的だからであろう。

その理由は、少しでも長く保存できるとか、色や香りが鮮やかになって食欲をそそるとか、同じ以上の効果があって安くつくとか、ある栄養素を強化して健康を謳いたいとか、
一つ二つ三つ…いっぱいいっぱいの事情による…。
場合によっては無添加だから値段は勘弁してね、という婉曲的な表現かもしれない。

いや実際、これだけ次から次へと新しいものを求める時代では、時間に労力、手間のかかる ことを敬遠し、職人的な技術やお客様の信頼を金で買おうとする行為の方がより現実に近いような気がしてならないが、どうだろうか…。
無添加と同じような表現を考えると、手造り、健康、天然、安全、安心、美容、逸品、厳選、良品、限定…枚挙にいとまがない。

無添加・手造りと云わないと売れないだけセコイ製品と云ってしまえばそれまでであるが、
世の中、添加物のもので溢れているから、”俺は違う””一緒にするな…”というのもまた一理ある。
本来は無添加で戦う行為とその結果、もっと云えば「うちの製品を使って、美味しかった、健康になった、欠かせない、ここに限る」そういって貰いたい、そうありたい、それらが本音ではなかったか。ええ。
それは美談だと言われたら以下読むのは無駄である。

みんなが涼しく涼しくとクーラーを使っていたら、セッセセッセと自動車を走らせていたら、
地球全体の気温が上がり、大気が汚れたも道理だお立会い。

世の中すべからくよく似た現象が起こる。
無農薬有機栽培なんていうのも良い例かもしれない。
もとは儲かるし効率がよいからと、人体や環境への影響は”あまり”考えず、戦争の遺物の毒ガスに由来する農薬が使われた。農家には化学肥料が配られ、自動的に口座から天引きされたのだから使うことを奨励していたようなものだった。やがてこのまま農薬を散々に使用していたのでは、土地が駄目になり、却って自分達の首がしまると相なった。大変だと言うので循環型農業、社会が提唱され、見た目や、収穫量などの不安定さを支える流通団体が現れたり、非効率な部分が値段に反映することの正当性をPRしたり、あいまいな有機・無農薬の基準を規格化したり認定したりするようになった…。

余談だが、多数派という意味の常識が変わったんだから仕方が無いけれど、農薬で食っていたひとは大変だろうなと思う。業界とはそれで喰ってるもののためにある、というのも反対側の事実だ。
ちなみに喰えるようになれば、枯木も柚子馬鹿の為にある、とこうなる。いや…・止めた。がしかし、社会から絶滅しても対してこまる人はいないだろう、いや少しは残念がってくれるかもしれない。こういう少数派(キカクガイ)な奴を泳がして評価し、喰わしてくれるお客様には本当に感謝している。これを文化レベルが高いという。ヨイショである。この柚子を売るだけで社会貢献だといってくれた人もいたっけ…。とまれそういう事柄と常に向き合わない奴を信用しては貰えないのだろうとも思う…。

農業はもちろん、何であっても、本来過去を背負い未来を孕みつつ精進するもので、いきなり過去を切り捨てて未来だけを持ってこようとしてもできない。してはいけない、安易に暢気に乱暴にそういうことをしてしまうところに今の文明の問題があるのかもしれない。

話をもとにもどそう、
してみると、無添加とは、いや添加物とは何なのであろうか?

第二次世界大戦以降に使われるようになった「食品添加物」は、食品衛生法第4条2項に「食品の製造の過程において又は加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう。」とある。

ずばっと云えば(”ずばっと入れ歯”を想像してしまったら御免なさい)”無添加”とは、添加物リストに登録されている現在およそ900種類あまりの添加物を使っていないものである、そう判断している。

だから、安全だと思って添加物を使用していたとしても、実は良くなかったということでリストから外されてしまうと、それはもう使ってはいけない添加物となる。
その判断は「科学技術が進歩するので、最新の科学水準により必要に応じて再評価される」という人間的なよく解らない表現がなされている…。

業界ではわりと有名であるが、一般にはあまり知られていない卑近な例として「アカネ色素」がある。
つい最近、発癌性の疑いがあることが判った。使用の自粛が求められている。添加物リストから削除され、事実上使用できなくなる。ハムや蒲鉾などでよく使用される着色料である。
では、なぜ最近になるまでわからなかったのだろうか。

それは、天然自然の植物から採った”天然添加物”だったからだ。平成7年の法改正までは、天然添加物はほとんど規制がなかったそうだ。食品添加物にはいろいろなタイプがある。つまり自然界にあるもので合成してつくったもの、自然界に無いもので化学的に作り出したもの、自然界にあるものから抽出したもの、本来食品そのもの。合成添加物、天然添加物、天然香料…もう止そう…。

アカネ色といえば日の丸の色だ。
汚い屋台の”バクダン”に”帝国ホテルのエビフライ”、ロブション賞賛のワインに小泉首相愛用の万年筆に左甚五郎の龍があるぞお立会い。こういうどう考えても偽者臭いものの方が情緒があって愉快だ。
いくら良い品でも、漬物ばっかり喰っていればさすがに塩分取りすぎになるじゃないか、
やっぱり止そう…。

漠然と、無添加=”価値あるもの”という認識があることもまた事実だが、こういう言い方もできる。
無添加なのに大丈夫?
または、無添加なのによくここまでやったわね、
知ってる?昔の地球人ってこんなことに拘って喰っていたらしいよ…。

かなり面倒な問題を孕んでいる。
無駄を省こうとして戦っても、省けないものがある。

法的に許される範囲においてありとあらゆる効率を追求して安い品を創ります。
タバコのように量が増えると健康を損なう恐れがありますが、体への悪さを極力抑えられるように製造します。といった理念を掲げ、堂々と添加物を楽しむメーカーが出てきたらどうなるだろう…。
青色のご飯に、ウン○のにおいのする納豆に、真っ赤な海苔に、ハエの形の大豆、い玉子焼き、緑色のキムチ…、
さすがに気持ち悪いか…。見てみたいような、十分成り立つような気もするが… 

上述の文章も、色素や香料の種類を変え、また形状を元に戻せば普通の文章となる、という野暮な指摘を一応しておく。人は本能的に腐敗と醗酵を見分けられるというが、こういうことをするとDNAも壊れちゃうかもしれない。醗酵の匂いを嫌うということは退化につながると何かで読んだ。

よく判らない。所詮人間のやることだ。
あの人がつくる料理だから好きだし安心だ、という種類のものを幾らか知っている、あの方が言ったことだから間違いないだろう、といえる人も少しいる。
蓋し、いい加減ではあるがそういうことが云える方が幸せではないだろうか。

辞書によれば、企業とは営利の目的で継続的・計画的に同種の経済行為を行う組織体。また、その活動。とある。法律の権利主体から観れば企業は法人ということになる。
法人の反対は自然人というらしい。あまり表現は自然でない。非営利団体というのは法人としての権利を有するボランティア団体ということになるのだろうか、よく解らない。
お金を取らないほうが信用できるということなのだろうか?
それとも企業はすべからくお金に対して”下品”ということのが一般の認識なのか?
学校法人というのもあったけ。形式に拘って踏み込まないからわからなくなる。とまれ、営利・非営利ということよりも、法律上の人格よりも、
法人という言葉に「人」が使われていることが大切ではないかと思いたい。

ちょー絶妙に微妙。
ヤバイ、激ヤバ。チョーいいかも〜。
食器の方お下げしても宜しかったでしょうか、(^^)/  
パッ。添加御免の向う傷。チーン 。



百年を想う

ここ最近の百〜百五十年をこういう切り口で眺めてみました。
100年を達成した日付です。この資料のひみつはね…

日米修好通商100年記念 1960.05.24
赤十字100年記念 1963.05.08
国際電気通信連合100年記念 1965.05.17
明治百年記念 1968.01.19
郵便創業100年記念 1971.04.20
電信創業100年記念 1970.10.20
戸籍制度100年記念 1971.10.27
学制100年記念 1972.10.05
鉄道100年記念 1972.10.14
税関100年記念 1972.11.28
万国郵便連合100年記念 1974.10.09
おまわりさん誕生100年 1974.06.17
リンゴ100年記念 1975.09.17
郵便貯金100年記念 1975.10.24
万国郵便連合加盟100年記念 1977.06.20
国立科学博物館百年記念 1977.11.02
商工会議所100年 1978.08.28
証券取引所百年記念 1978.09.14
東京天文台100年記念 1978.11.01
特殊教育百年記念 1979.02.16
医療文化100年記念 1979.04.07
検疫制度100年記念 1979.07.14
国際電気通信連合加盟100年記念 1979.10.13
財政監督制度100年記念 1980.03.05
消防100年記念 1980.05.31
農林水産振興100年記念 1981.04.07
砂防100年記念 1981.06.27
中央銀行制度100年記念 1982.10.12
官報100年記念 1983.07.02
天気予報100年記念 1984.06.01
産業教育100年記念 1984.11.20
工業所有権制度 1985.04.18
内閣制度100年記念 1985.12.20
日本薬局方公布100年記念 1986.06.25
登記制度100年記念 1987.01.30
海洋生物学100年記念 1987.04.02
木曾三川近代治水100年記念 1987.08.07
日タイ修好宣言調印100年記念 1987.09.26
近代水道100年記念 1987.10.16
日墨修好通商条約署名100周年記念 1988.11.30
裁判所制度100周年記念 1990.11.01
日本水準原点100周年記念 1991.05.30
商業登記制度100年記念 1993.07.01
日本標準時制定100年記念 1986.07.11
登記制度100年記念 1987.01.30
日本の点字制定100周年記念 1990.11.01
日本・トルコ修好100周年記念 1990.06.13
日本人ペルー移住100周年記念 1999.05.18
農業試験研究100年記念 1993.11.17
近代河川制度100周年記念 1996.07.05
メキシコ移住100周年記念 1997.05.12
日本チリ修好100周年記念 1997.09.01
日本アルゼンチン修好100周年記念 1998.12.02
日本・ギリシャ修好100周年記念 1999.06.01
日本人ボリビア移住100周年記念 1999.06.03
弁護士制度100周年記念 1999.07.01
民法・商法施行100周年記念 1999.07.19
著作権制度100周年記念 1999.07.22





ジャムジャム
絵/Y.Morimoto

るところで、ゆず茶をつくっていたんです。
帰ってきたら地球時間で4ヶ月もたってしまいました。
昔金さんにおしえてもらった梨とクコの実を使うのは
ファーチェだった…

そこでゆず茶。
どうみたってマーマレードだよなぁ。
 
ず茶?マーマレード?ジャム?って聞かれるんだろうなぁ。
お湯で割る人にはお茶。パンにつたらジャムだけすくったらゼリー。
韓国の伝統家庭料理がユジャチャ、なんとなくユジャテイーにシトラステイー
ほとんどロシアンティー、
ケーキにかけたらソースっていうのはどうかね?
ジャムといったらMintJamsAsayakeにTakeMeが好き…
 
え、マーマレードもパンにつけるって?
じゃあ、じゃむじゃむしたのがジャムでスラーとしたのがマーマレード。
ジャムおじさんがつくったのがジャムでママがつくったのが…。

そんなんでいいの?
いいの。
ぎゅあー、ぎょろぎょろ、ずっちょーん、ズドーン、ひーらひら…
ニヤリ。

とね、
 JAS規格によると、ジャムとマーマレードとゼリーを含むジャム類とは果実、野菜または花弁を砂糖を砂糖類等とともにゼリー化するようになるまで加熱したもの。またこれにゲル化剤、香料等を加えたもの。ジャムはマーマレードとゼリー以外のものをいい、マーマレードはジャム類で柑橘の果実を原料として柑橘類の果皮が認められるものをいい、ゼリーはジャム類のうち、果実等の搾汁原料としたものを…。

このゆず茶上下はわかるけどどっちが前でどっちが後ろ?
観りゃわかるだろ。
前後があれば裏表。
相対的に考えるとキリがないぞ。
アインシュタインの相対…光の速度は一定だって…
科学を立証するために生きているんじゃないんだから
灯りをつける消す。日が昇る日が沈む。
闇は真っ暗。お終い。

あなたが観てる方だよ。
それでいいの?
いいの。

肝心の商品名のPRに、コピーに使用方法にラベルに、注意書きに…もう少し工夫したほうがいいんじゃない?
そうしてほしいのか?家宝の茶碗に注意書きがあるか?なんなら「ハテナ」と書こうか?
?。いや自分は別にいいけど・・・。
自分に関係ないことを聞きに来たのか?身についてないものを聞いてもロクナコトハないぞ。

は?
見た目は見た目ザンス。
その残りものの酢は旨いのですか?
チャンと見よ。

ぬぁ。

ここで雨がくれば、雨ふり四光(しこう)だ。四光を止せば五光が差すかもしれんぞ。
唐突にそういうことを言わないようにしてもらいのですが。
気が違っただけだ。

はっ?

ケシカランか、ぼーっとしてるといけないよ。
止そう止そう。勝手でござる。
勝手ってあなた、共感してもらえないと怖いじゃない?対感受性というのは重要でしょ?
遺伝情報を決めちゃってシステムを変化させりゃいいじゃないか。
結果はしらない。それが人生さ。

支離滅裂ではござらぬか。

ござらぬかと来たな。
なんでも知らない、私はしらない、いつも謙虚にすると楽(よい)ぞ。
心の中で咎めていては鼻が伸びませぬか?
我慢しろ我慢。

それではストレスが溜まります。
あーストレスがたまるな。
三太夫。どうにか発散できないか?
グルメなどは如何で?
グルメ?
あれは噛めば噛むほど味が出るな。
それはスルメで。
解っておる洒落だ。カイグリカイグリトットノメ…。
あ、洒落でございますか。。。

殿様、この世で一番旨いものってなんでございましょうか?
チョコレート
チョコレートより美味いものは?
柚子。
もっと美味いものは?
もっと美味い柚子。
え?
もっと美味いものあるだろ?
もっともっと美味い「柚子」
もっともっともっともっと…旨い「柚子」

・・・

そんなこといってると家元から怒られるよ?
もう遅い。
没法

なんだ、その妙な法師(ぼうず)か仙人は?
素性まではしらない。


れ、冷蔵庫でどのぐらいもちますか?
突然に、なぜそんなことを?
せめて、食べごろは…ぐらい、云ってくれないかな…
 
じゃぁ食べごろは?
知らない。
え?ケチっ。
ケチか新鮮が一番だな。
 
長く持つ方が良くナクナイ?
よくナクない?それはよいのか?よくないのか?
大体”拘り”だってもともとはいい意味では使わなかったんだからな…。

必要(いる)時に要るだけ買えば良いではないか。
わざわざなら、ここには来ないもん。
なに?
いやその、もったいないし、はやくまずくなるの嫌でしょ?
 
味いってどういうのをいうの?
これがまずいって決めてもらわないと困るだけなんじゃないの?

だよ愛…いつでもどこでも何コでも。

愛しいだなんて、そんな…。

まあ適当だ。

うか、なら100個買ってくれたら教えてあげてもいいよ。
冗談いわないでよ。
さあ買った買った、、並みじゃ500個は処理できないぜ…
買ってくれたら見直して・あ・げ・る。
ごちゃごちゃいわず放り出してやってみるもんだよ。
バカじゃない?
莫迦をやる方がラクダ、、、。

ちの坊やったら、冷蔵庫のものなら、なんでもかんでも見ずに食べるのね。
お腹こわすといけないでしょ…

たまには、お腹こわしてくれた方がお母さんのためになるよ。
…。

そんなことばっかり言ってると
グルメになれないぞ?
ふーん?ならグルメってな〜にぃ?

殿様言えますか?
なんのなんの、言えないでどうする。

まずは、
「人の知らないものを喰ったことがある。」
はい。
それから、それから、次はなんだ?
うは、… …

殿、参りますぞ、
一つ、料理の技法、食材、道具に対する知識が深い、
一つ、お客様に合わせたレシピを提供し、素材を見た瞬間に様々な料理をイメージすることができる
一つ、50種類の米の味を見分けられる
一つ、イメージした通りの味や、内面を表現することができる
一つ、作法や雰囲気づくり、金額からサービスに至るまで配慮が行き届く。
一つ、心を籠め…
・・・

あーあー、もうよい。
見上げてごらん夜空のを。

ありゃ。

三太夫、俺なんてグルメだからな、
旨いものを知っているぞ。
まずは電球をソケットにさしこむな、電気を点けずに外してから、温水であっためて、
叩き割るんだな。その破片は、未練でしょっぱくなったポテトチップの味がするぞ。

ペンだこをそぎ落として、素揚げして塩つけるとオツだな。パソコンと携帯が原因で出来たたこはいかんがなぁ…。

なんの、殿様。
まずはこれから咲く花の香りを嗅ぎます。
クンクン♪ほお、それから?
その香りを鼻に溜めながらあんこを舐めると餅の味がしますぞ。

そうかよかったな。

まだまだ甘いな、まあ甘いも辛いもないがな、
そんなことでは井の中の蛙大海を知らずといわれるぞ、

されど大空を知るという続きがあるのを知っていますか?殿。
ん?

三太夫、空を飛びたい。
ここへ翼を持て
はっ…。

日本の人口はアメリカの凡そ1/2であるぞ。
はい。
全食品店の売り上げは日本もアメリカも同じであるな。
その通りでございます。「食品小売」のマーケットはほとんど同じと言われております。
すると、日本人はアメリカ人の2倍バカ喰いなのであるか?
はっ?
しかも国土は1/30であるというぞ。
殿さまよくご存知で。講習会にでも行かれたのでございますか?
ならば、あちらの真似をせずとも、お豆腐屋さんにお魚屋さん、朝掘り竹の子、産みたての卵…。
それでは、高価(たかく)つきませぬか。
アメリカ人の二倍も費やしておるではないか。余は秋刀魚にかぼちゃが好きじゃ。

諸般の事情というものがございます。
そうか、諸般の事情が2倍あるのか?
いやいや、事情が多きことを諸般の事情と申します。
なるほど、諸般が事情か?
いや、俗に、分からない時に、場所が変われば事情も変ると申します。
事情が場所か? 向こうの角を曲がった三軒目の国と云え。
はっ?
まぁ、どうでもよい。
情事をいたす、ここに布団を敷け。ペケペケペケペケペケ。
殿、お戯れを。
チーチリュリチュラチュリリーン♪ 鈴でございますな。
花火と一緒に打ち上げてまいれ。
一寸待て、その前にこの隙間に向かって嫌なことを吹き込むとよいぞ。
さようで、それでは、
「新幹線め、大雨に落雷、停電して、遅れたじゃないか〜。」
「あの靴は…」
ドン、ヒュルヒュル、
タマヤ。
え?花火の方がびっくりしちゃう。大丈夫でございますか?
ヤーーーー チリン。
今度鍋将軍のオマケがでるぞ。
寒くは無いか?ジャスミン茶を飲もうか。
拙者あまったれてるのであろうか…
お月様は出たか?


それはそうと、これをヤッツケてみよ、
ウマイですか?
不味けりゃ街へ行って叩いて来い。

ほぅ、イケますなぁ。なんでございますか?
生まれてはじめて喰った味でございますぞ。

ふ〜ん、言うなあ
よいしょか?

ゴマははいってないから安心しろ。

はっ?

ヨッ三太夫、ご機嫌!
止めていただけませぬか。
文化に対する芸と真に桁外れ(キカクガイ)のスペシャリストに高い価値(かね)を払わなければイケナイ。

ヨイショでございますか?

自分の判断(ものさし)で価値あるものに金や時間を使うことを贅沢というぞ。予定外こそ人生だぁ…。自問自答に自己研磨、自画自賛に焼肉定食…。中国の仙人曰く別の内容が生まれてこそ四文字熟語なのだそうだ。意味はともかく医食同源は四字熟語ではない…。人に妥協なしやありや…

それをされるとマスは困まりませぬか?
障壁も欲望もギリギリまで上り詰めるものだからな…

されど、導入フィーや年間契約、販売促進・・・頑張れば一斉に採用してくれるそうでございます。
大企業ならできても…、
売れるかどうか判らんものより、上手く仕入れる方が効率(らく)であるからな。
物事の処理に料簡がでる。俺の目を見ろなんにもイウナ。
岩魚が食べたい。

馬鹿モン。
「私は野口秀雄です。」それはワナワナ菌をやっつけるバカボンのパパの台詞…。

それ故、ありとあらゆる方法で消費者の為という屁理屈をこねているようであるな。
こら、物事ほとんど言い訳でうごいてる。
気をつけねば煙にまかれまするぞ。
消費者にニーズがあるというのも半分は…
現に、「効率的」という言葉で括ってしまう…

だがな、そこまで這い上がり、その土俵で勝負できるというのは大したことだし、
アッパレに戦いぬいたものしか云えぬことも…。
戦い抜いたという意識のない奴が案外勝負の上に居たりするんだけどね…。

PF.ドラッカーが云うように、「数多きこと」に価値があるのではなくて、数多きことによる「力」に価値があるので、数だけを頼りにしておるものは、数がなくなった途端に力も価値もなくなってしまう道理で…。
その数え方さえ都合の良いように創るのが世の常でありまして…。

殿、グルメより、あたいとの色恋に興味を持ってくんなまし。
ヨセ、気持ち悪い。さっきのセリフで勘違いしておるな。
では、旅行などはいかがで、
モットくだらないものを話題にすべきだったと照れていらっしゃいますか?
最初っから形式を変えてやってやろうか…。

あっ、さっきの喰いものはなんでございますか?

あーあーどうでもよい。
うまけりゃなんでもよいではないか?
それではいけません。
ほほー、さては偽だな。
何でもうまいという奴はろくなモンじゃありません。
多数派か確信犯ではないか?
好奇心というものが黙っておりませんのでひとつ…
夢を見たいじゃありませんか。

ほほー夢ときたな。夢路いとし喜味こいし師匠をしっておるか?
ターケノコ、傘コーモリ傘張替え…。

安心・安全が食品の付加価値になるというのも夢か?
ははー。さすが殿様背中の筋からして名君と…。

もうドッコイショだな…。
まったくどうもケシカラン、、、ベケンヤ…けど…、でも、
居残りの刑に処してやろうか…。
ご勘弁を。
じゃあ監獄に入れてやろうか…。
下品はともかく乱暴はいけません。

道具屋さん行ってインクの涸れた万年筆探してきて欲しいのだがなぁ…

いったいなんの話で、
半信半疑でございまするか?

あーあー、そんなことより旨いと想ったら伝えてくれんか?
かの儒教「大学」では修己治人と申すぞ。
なら、殿様から謙虚にまず学ばれたらどうでしょうか?
それもあわせて全部さらけ出しておるんだからこれ以上の謙虚というものはないぞ。
それに先を急いでおからな。

はっ。

親を大切にしておるか?

えっ?

「卵味噌」はうまいぞ。

ほっ?

昔、沼ざきさんという凄い方にな
上野毛の吉華につれていってもらったことがあったがな、幸せと健康が広がるような料理じゃったな。
うちの柚子で即興で冷麺を出してくれたぞ。

沼ざきさんと云えば、藤沢のJパスタに、幻のアサリのジンジャーソースを喰うために、無理やり食材を買って一緒にいったことがあったな。

ずうずうしいですなぁ…

材料はなんでもよいわけではないし、見えない準備というものが必要だぞ。
あたりまえです。

それにもかかわらず創ってくれたご主人は偉かったな。
食材を慈しむ気持ちがなかったと我ながら反省したぞ。
反省はしたがな、トテツモナイ旨さだったぞ。それは味じゃなくてその行為が旨いんだな。
何も云わずに創ってくれた後ろ姿を見てるとな、
我慢して喰って、なんとか便所までもたせたのを思い出したな。
(本来は、そのぐらい繊細でご主人しか作れない絶品であることを念のために書いておくぞ)

それから、虎ノ門につる寿という関西割烹があったがな、一つ一つに手を抜かない心づくしの数々が繰り広げられておって感動したな。

一大事だ一大事天下の一大事であるぞ!
は?地震でもございましたか。
トテツモナイビールを飲んだぞ。胸に染みいるもったいない酒であったな、ウギャー いつか教えてやってもよいぞ…。
「靴が気になるな…」
はっ?

なんだ…。
なんだとはなんだ。香りや、余韻や、酔い方に…

地震といえばな、大震災の時、電気が2週間来なかったな。冷蔵庫も止まってな、水もでなかったな。あの時のガスコンロで喰った飯の味は美味かったぞ。途方にくれたら、味がしないと思うだろ?単純な運動で腹が減るよりも旨かったな。カップラーメンもな。 野糞の快感を覚えたぞ。はっ?
「助けてー」「助けてー」 という声を聴くと食欲なんて…。そこにいくと犬も猫もえらかったな。腹が減っては戦ができぬというしな。
ギターはどこへ行っただの、退職金で設えたオフィスがなくなっただの未練たらたらであったな。
あのときにコンビニの食料品全部近隣に分け与えていたコンビニショップの店長はえらかったな。
しかしそのコンビニショップも…
震災で落ち込んだあなた方を応援するというテーマで、タダのそぶりを見せて金を盗ろうとした出版社は許せなかったなぁ。。。騙すなら困ってる奴を騙せというのを覚えたぞ。くず〜や〜屑…。はっ?なんでもない。それを言うなら、困ったときこそ助け合いで。世界平和も祈ると謳う己の行為の狡さとセコさよ…。
その5年後工場が全焼したな。父が2週間足らずで酒を一升瓶で10本のんでいたぞ。さすがに、血を吐いて救急車で担ぎ込んだときはすごかったなぁ。酒とタバコの味を覚えたぞ。
人格から分離したものを否応なく実体験してはじめて観念と言うものを覚(し)るぞ。
談志師匠はおっしゃった「飢えたことのないやつに、旨さなんてわからない」。
ずばっといえば、ほ、ほ、ほ、やっぱりよそう…。
ところで、おらんくの柚子は無事でよかったな。あれは根っこが深いからな地震なんて屁みたいなものじゃなきっと…。それだけの根を張らすには年月が掛かる…。

ちょっとあんた、若いのにノスタルに浸ってるなんてバッかみたい、あまり告白すると無礼者と叫ぶわよ。世の中なんて広大辺なんだからさ、そんなこと言ってるひまがあったら、なんかしたらどうなのさ。もうすこし、しっかりしてくんなまし。

ん?喰わないでキャビアの味を想像できるというのか?
そんなの喰わないもん。欲しくもないもーん。
もう少し謙虚な言い方というものがあるだろう、
あたいは嘘つきじゃないもーん。
愛想のない奴だなぁ。
愛想振りまくなんて、そうしなきゃもたないからだよ。あたいはビクともしないね。
嫌な奴だね。
父ちゃんにとって嫌なだけだよ。自分の背丈で無理やり理解しようとしないでくれる。
なに〜。父ちゃんだと。
愛想振りまいてみた。
憎たらしい子だね。
ほらみろ、自分の感情に理屈つけてるだけじゃねーか。優越感を求めてるだけだね。
三太夫、こ奴をあっちへつれていけ。
殿、この三太夫に免じて今日のところはひとつ、おい坊主、しばらく謹慎してまいれ。

退屈でございまするな。
ん、退屈だな。
三太夫、この前の二子は家出したままか?

事実、告白、カンネン…、この菊を枯らさぬように、焼き酉に添えてまいれ。
嗚呼、見事な音色よ。
はっ?
ボリュームフルでガンガン聞いているぐらいなら、
音なしで聴いて、想像力を働かすのが楽しいやいなや…
なんのことで?
味も素っ気も無くすることと贅沢との区別がつかぬ輩の甚だしさよ…

そこに咲く色も匂いも見えぬことの哀しさよ…

ノスタルジックというのはひつのグルメだな。

さようで?焼き鳥が?え?は?
ノスタルジックと決めたのだ。そうなるかもしれない、いや、そうなる。
そうだな!坊主。。。ん、んんん。。。菊を燃やされたいか?
医者の竹庵に見せるぞ、
真剣に…
大人しくいってるうちに…

アイアイ。
ノスタルジックでございます

ノスタルジックには連帯感がまだあるからな。
ありますか連帯感?
連帯感がないのにグルメもへったくれもないぞ。
ノスタルジックより、殿、このピーナッツ歯ごたえありますぞ。

テレビみたら面白いじゃないですか、視聴率何パーセントっていってますぞ?オリンピック決勝に、紅白歌合戦すごい連帯感じゃありませんか?

おまえ、まさかマスコミが言ってること信用してるんじゃないだろうな。
あれぇ…
評価を気にしてると無理やり屁理屈つけるようになるぞ。

じゃあ、歯止めをかけたらどうですか?
歯痛は薬では治まらんな。

歯が痛い奥歯を曳け
翼はまだか、地震はノスタルジックで、情事をするから、大空だな。

Okey-dokey? だ、大丈夫でございますか?

次から次へと際限なく新しいものを求めるからな。
高速で回転すればかえってコマのように安定するのではありませんか?
芯があればよいが、ドーナツだな。外に飛んでっちゃっうかもしれんぞ。
急ぐほど 君は遠くなりにけり。 ってな。
逆に回るとか、上下にまわるとか、中心をなくすとか、直線いってるつもりとかはだめですか?
遠ざかるほど薄くなり…
しーらない。なんだかわからない。いや、どうも…
昔を尋ねてみようかな。

殿様馬鹿の罠にかかっておりますな。裸体はお慎みなさいまし。
「何かになろう」とすることなど本当は易きことではないぞ…

干し納豆と瓦煎餅がこわいから自由はまだ大丈夫よ。新幹線で富士山の近くにゆきましょーょぉ。
富士じゃないけど新宿の日付を持たぬこのミラクルな薫りよ…。

さっぱり解りませぬ?ああ、、、。
解りにくいという親切に、年寄りの愚痴の有難さよ…。
久さん元気?
執念で化けてやる。
冗談いうねぇ、真剣、まったく、本当に?
こら、笑うんぢゃない。

無茶苦茶ですな。
まぁな…。解って無理をせずとも、そのままを楽しめればそれでよいではないか。

あーあー もうどうでもよい。なんだかわからない。
みんな「枯木柚子」を喰え。知ってんだろうこの香りを…。
そこいらへんの柚子屋といっしょにするんじゃないぞ。

なんてことを、この馬鹿殿。
皆、買ってくださるではございませんか。

こういう部分を書いておくことが親切なのであるぞ・・・
はじめてのお客様には申し訳ないが、そのうち、うちのお客様のためだけに創ってみるからたのしみにしてくれないかなぁ…。いやいや、本当にそんなあり難いお客様をもった柚子馬鹿は幸せものでござる。


うして、やかんをかぶった鍋将軍が颯爽と、アグノスティック!と叫びながら
急がば回るべき、とらくだ乗って行きました…

世の中できすぎた話なんてなぁ・・・世間さまなくして
まだまだ卵のポルシェ…ブーン、ブルルルル…後からでよいんだ…
もー、溶けちまえ!

”招待状”"招待状”。
それには、…頑張れ…と書いてある。

"鐘が鳴るやら撞木がなるやらトンと解らぬがどうりだ。"
飾りじゃないのよ涙は、ホッホー あちゃぁ。

そうか、なら私と一緒に、海外26カ国行って精を出そうじゃないか。

小金を稼いで、海外行くったって屁みたいなことして、
成功しても失敗してもロクなことないんじゃないの?
金や名誉もかなわねぇことやってみろい。
やってんじゃねーか。
やってんじゃねーかとはなんだこのスレッカラシが。

十と(じっと)できるものなら爽やかな風が駆け抜けるさ。
え?解らない?
朝になったら日が昇り、それからやっと一日が始まる程で…。

このやろう遊んでやがんな。
なにぃ。まじめに働いてらぁ。こちとら真面目(いのちがけ)だぃ。
物事いろんなところから攻めるのも処理の一つだい。

またそんな事いいやがって…
さっぱりどうも纏まらない、マトマラナクッテゴメンナサイ。

(※立川談志家元から学んでいることを実践させて頂いております。 ※ここの内容の料理を食されたり実践されても責任は負いかねます、ご自身の判断と責任でお願いします。尚、自分が談志家元から学んだことがらや自分の感じたことを優先させて、理解し得た形式を活用させて頂いて表現しております。落語(家元)勉強暦僅かのため問題点は多々あろうかと存じますが、すべて、自分の至らなさが原因であります。落語/家元ファンの皆様には、高級料理店でステーキを手掴みで食べるのを目撃することに近い不快感を感じられる方も多いと存じますが、スープをズルズルと飲む程度になんとか食い止めようという料簡で記載しておりますことをご了承ください。※柚子茶は伝統的な韓国家庭料理でユジャチャといい、そのまま直訳したのが柚子茶で、素朴なゆずマーマレードをお湯で割ってお茶代わりにして飲むものがもともとの形。)




天香と地獄

秋だからたまにはね、とある哲学書を引用して詩的に書いてみました…
(データを誤ってDeleteしてしまい、つくり直しました。もと通りにはできません…2004/2/27)

ならば教えてやろう
食事も美味に慣れ、不足になり
命を惜しみて病魔に脅され
あるがままに気侭がはびこり癇癪をおこし
人を軽んじて己をたかぶり
愛を惜しみ
己の贅沢に費やし
果ては不安と不足を残して心から
暗い世界に落ち込んだのだ
お前はもう死んでいるのだ
その罪状を詫びるがよい


赤鬼もいない
青鬼もいない
動けないのだ
逃れようと思って苦しむ
外から聞こえるのではない
内から恐ろしいものが見えてくるのだ
身体は燃え
舌は乾いてからからになる
全身に熱気が生じ、
口鼻から熱気が吹き出る
水が見えるのに、飛びこみたいのに
動けぬために苦しいのだ
おい水がほしいのか?
その苦しみはすぐにでも取ることができるが…


我は一飛びに数里飛ぶこともでき、
姿を隠すこともできる

我は一息に相手を殺すことも知っている
大雨をふらし、そこを水溜りにする力もある
我は一念で宮殿を創ることもできる
雲をよび地を揺らすことも知っている

逃げようと思えば、その力もある
避けようと思えば、その力もある
相手が怒れば凝らしめる術もある

しかしそうではない
例えこの身が焼かれようとも





八百万の神々

神ね、負け続けた10年以上ものあいだ、それでも楽しくビールが飲めたファンは、想像力と智慧に長けていると思うわけです、ハイ。
事実、ココに至っても、連敗したらどうしよう、という不安。これが本質であります。先日クイーンズシェフ新宿店の千秋楽。女性に握手を求められトンデモナイ方もいるものだと思いつつ…なんだかパワーもわきます。ちょいと照れくさく…。優勝を目前にささやかな日々を過ごしております…。

えば、ある農家のにんじんA。ホームページ上に、毎日セッセと栽培の記録と写真を掲載をするが認定・証明・マークなし。次、誰がつくったか知らないが何となく美味そうなパッケージの有機認定のマークのにんじんB。最後に消費者流通団体がつくった独自マークのにんじんC。どれを一番信頼しますか?という質問。次に、従業員5名。朝礼で100%業務内容を徹底できるがISO認定のない会社とISO認証はあるが、拠点が300箇所以上に及ぶ会社とでは、どちらが末端まで意識を徹底できると思うか?という疑問。

川幸夫WebMagのつながりっぱなし宣言から引用させて頂きますと、「量の時代から質の時代へ」という掛け声は昔から言われてきましたが、実際、その本番の時代を迎えてみると、さまざまな問題が出てくることになりました。それは現在の社会が「量の時代」を築き運用するためのシステムになっているので、「質の時代」の到来に対応できないからです。

かに、私たちが食ってる世界も、モノサシも、まだまだ「大量生産・大量消費」システムをベースとしています。有機食品や本物志向といいましてもね、そういう量の仕組みの側に何とか組み込もうと、いわゆる差別化・差異化とその延長戦上でパラノイアチックに対応する側の多くの人々と、他方で、誰も観なかった位置に自分を置いて取り組んでいる幾通りのかの人々が共存しているわけです。

スメディアの報道を盲信するように「常識」のなかに取り込まれちゃう場合が殆どなんででしょうが、こういうときは腹をくくって量の時代に媚びながら質の時代に対峙するぞ、そういう了見が大切だと思うわけです。「音楽を目的とした音楽はつまらない、ビジネスを目的としたビジネスはつまらない…」
◇橘川幸夫WebMagで「つながりっぱなし宣言」が読めます。http://www.friendlylab.co.jp/webpub/book/kitclub/

ころで、いきなりですが、うちの製品を買う「客」は凄いよ。枯木が従来のゆずより成分などどう優れているのか十分な説明手段もない頃に、「枯木」というラベルだけをみて楽しまれたお客様。私がいうのもなんですが相当エライ。少なくとも枯れ木にゆずが成るんですか?なんて野暮なことを言わないだけ、見る目があり、ご自身の舌があり、ユーモアもウィットも判る文化の高い方です。最近ゆず味噌を完成し文字通り手前味噌ですが、小生が高校生のとき。バブルまさに最高潮、従来の価値基準や常識の範疇では到底思いつかない絶対に成り立たないものを事業の柱として会社を登記して以来、地震に会おうが火災に会おうが戦い続けてきた分だけ、単なる「ゆず好き」とはバカが違うと自負する所以でね、この馬鹿が言うんだから間違ないというものです。ヨイショ。枯木に込められた思いはね、キット最後まで…。

途中省略。

ッカケや入り口はいろいろあります。年者を敬うとか、大好きな動物が絶滅に瀕しているのがつらいとか、去年死んだワンちゃんのことを思って手をあわせてあげるとか、今を大切にして生きるとか、数ある製品の中からうちの製品を選ぶとか・・・(笑)禅のことばで言えば言詮不到。

るいは、最近面白かったのが、 7月号のリンククラブで特集されていた量子コンピュータの話。
Yes,No(今なんていったの・・・謎)がはっきりしており、シングルリアリティのビットの世界観に対して、パラレルリアリティーを実現するのがキュービタルの世界観。前者が絶対的な神の世界だとすると、後者は八百万の神々の世界。1か0の前者の世界観ではひたすら回路を小さくするという競争だったのだけれども、あいまいな後者は根本思想がまったく違うわけです。

か彼方の談志師匠がおっしゃる通り、文明の原動力たる好奇心や想像力が地球と対立するような事態を迎えて、その文明を捨てるような度胸はない…。
せめてその好奇心や想像力の働かせる方法や対象を、従来とちょっと変えてみませんか。自己目的化して突っ走る前に、智慧とユーモアと根性でしんではみませんか?

の場合、真実だとか正義だとかわけのわからないものではなくて、天恵・大地のお陰で200年もたったゆずの樹に、ミカンの根をもつゆずじゃあ到底かなわない、うまい実を毎年つけてくれるという事実。それに勝る事実はないんです。同様に、戦争を経験した。働いたあとのご飯が旨い。親がいたから自分がいる。そういう事実もまた然り。
こういうことを表現した途端に虚構に苛まれてしまう、歴史は繰り返すということを憂うのは潔しとしないのでしょうねぇ。

い先日京都の祇園七味の親分との話し。直接お客様に売る場合、賞味期限200日の製品があったとして、残り10日になったもの売れるかねえ?いやはずかしくって出せないですね。親分は自分で見回って100日きっているものは交換しちゃうんだそうです。エライねぇ。

心・安全の観点から、ある期間’絶対’大丈夫ですよというのが賞味期限なのだから、
180日の製品は安全だけど、きっとまずい。美味かったらむしろ変。と理解するほうがほぼ正解なのです。そのまずさ加減だけ値引きするのは度胸がいるね。。。安全性とおいしさをごっちゃにしないのが大事な了見であります。
いっそのこと、美味しく楽しめる期間を、笑味期間と表現するとかね!これとて自覚がないと、買った私と食べた私が喧嘩もできずにすれ違うことに…

月様に旅立つ前に再利用するにはどうしたらよいか、引き続き考え続けております。間もなく月の履歴書というコーナーを立ち上げますのでお楽しみに…。もったいないから再利用すべきに決まっているのです。判りきった結論をこれだけウダウダ書くだけセコイと思ってください。
だがしかし、再生なんてやめたほうがいいよというメールが圧倒的なんであります・・・。
もしものことを気遣う有難い声援なのであります。ウルウル&ペコリ。だから丁寧にやります。

意見といえば、SEO対策で検索エンジンでトップにくると有利なのはわかるのですが、中にはトップに来ることを喜ばない多くの人々がいると思うのであります。ちなみに表現したい内容とお客様の使いやすさの観点からフレームを採用したのですが、おい、ゆず馬鹿、そりゃあ違うぞとご指摘くださる方いらしゃったら誰か教えてください。 smile@kanetoshi.co.jp

 



藤色

いつも声をかけてるゆずの樹が、
もしも突然に、柚子の代わりに藤色の葡萄をつけたとしたら、
潜在意識で冗談できるなんて、ヤリヤガッタな!と膝を叩いて悦んで、
こんどやったらタタッ切るぞと青色に変わるまで懲らしめてやるのですが。

昨日突然クイーンズシェフ新宿店のS様から、移転のために8月で店を閉めるのだと
ご連絡を頂きました。
それを聞いては、居ても立ってもいられないのです。何故って、新宿店様は、
神田和泉屋様と並んで東京でうちの製品を
どこよりも長く長く可愛がってくださったという事実があるからです。

日本人なら行かなくてどうする!行かないやつは無期懲役に島流しなのだ・・・!涙。
とまれ、普段よりきっとお買い得だとは思います・・・。
私も珍しいぽんず破格の値段で持参の上30か31日なんとしても店頭に立ちます。
嗚呼。春待つ枯木に一足はやく花咲かせずに居られまい・・・。花火!

この場をお借りして、東京の地でずっと扱い続けて下さっております
紀ノ国屋様、新宿伊勢丹本店様、ナチュラルハウス様、銀座ポーラアクセスミッシュ様
つづいて、三浦屋サンロード店様、三越恵比寿店様、スーパーマーケット田園田園店様、
高島屋様、小田急町田店様、成城石井様、首都圏コープ様他。
関西最古のニッショーストア様、コーヨー様、イカリスーパーマーケット様、
酒心館様他、近畿ダイエーSM・GMS様、買い続け育てて下さいます
お客様皆様に茲に改めて深く御礼を申し上げます。

(緊急コラム終り)

 



キラキラ

カネトシ暦10020030729
鳥座の方角のD星雲でイベントがありました。終了後、砕かれたKD彗星の残りを全部小型ロケットに詰込むことが出来ずに止む無く12カネトンの旅立ちを見送りました。安らかに。

カネトシ暦10020030813日
とから振りかえるとキット今日は特別な日なのです。
いつかそのことを書けるのが楽しみです。
師匠・先祖・親・兄弟・友達・取引先皆様に心から御礼を申し上げます。

地球では丁度お盆の頃。お客様に関係者とゆずを代表致しまして日ごろの御礼を申し上げます。
真剣に世界の辞書に結果としてYUZUを載せたい。S師匠とK様、D師匠とM様、C様のお蔭で、
心からそう思うようになりました。皆様どうか応援してください。

て、みなさん100オキャクタン(時間の単位)を経過した食品は、
どのぐらいの価値があると思われますか?
造りたてから1日(地球時間)経った製品はイクラの値打ちがあるんでしょうね?
2日後は、3日後は、・・・?。

金は蓄えればたとえ少しであっても利子がつきますが、
多くの食品は日毎に鮮度が落ちていく・・・。いわば利子がつかず、使用期限も決められたお金みたいなものでしょう。使ってはじめて相手や自分や周りの人々の心の中に、キラキラとしたものが残るかもしれない。それが一種の利子といえば利子といえるものなんでしょうね。もちろんなかには日々値打ちが上がっていくものもありますが。

ころで、たとえば大道芸。往来で、まったく目的の違った人々を注目させ、立ち止まらせ、その上魅了するのはFantastic!。たとえばスーパー。ある程度共通の目的意識の人が集まる店頭ではあっても、見ず知らずの製品をボトルやラベルだけで手にとってもらうって至極大変…(一般的には)です。
そういう意味で、食うのに値するのかと吟味するお客様と造り手が、1対1での真剣勝負の世界なら、うまきゃうまい。まずきゃまずい。こんなのどう?これは恥ずかしくて出せない。そんな世界が一方で本来大変魅力的なわけです…。
インターネットならそういうことも可能かもしれない。

こで想いを残したまま月に旅立つまえに、なんとか再生品として出したい。しっかりとその再生過程をいわば月の履歴書として書いて、客観的な検査証明書をつければ如何なものでしょうか?
値段の根拠ももちろん示す。やってみようと思います。賞味期限の比較的短い食品の世界では、リサイクルなんて似つかわしくない、なんてことはないはずですよね。もろみやおぼろ豆腐やチーズやワインのように副産物やできそこないのもの、腐りかけのもの、熟成されるていくものハイ大好きです。腐りかけは知らない方にお勧めすることは絶対思いとどまりますが・・・。本来友の会などでするべきことなのでしょうが・・・。とクヨクヨといろいろ考えているわけでございます。
しばし検討の上、まずはこのホームページでやってみようと存じます。ご期待くださいませ。ご意見ご感想がありましたら何卒お願いいたします。
smile@kanetoshi.co.jp

敬するパンジャさんの限定本の中に、
いつもの道中、朝の光の中。ごみ収集の際にこぼれたらしい、歩道にそっと置かれた一切れのタクワン。のことが書かれていたのを思い出したのですが、もったいない気持ちや、いろいろな好奇心と想像の衝動に駆られるわけであります。次回につづく。

 


静かの海

カネトシ暦10020030610日
わずかヶ月(地球時間)の間に
3323.7カネトン。大変な「量」が想いを残したままお月様に旅立ちました。

主なものは、

天の川の真中に雪の結晶の形をしたA惑星状星雲があります。山の頂上を探査するためのMP衛星227機が待機したまま、終に無念の旅立ちをしました。
とてもとても切ないです。
連絡が入ったときには既に600オキャクタン(時間の単位)もの時が経過していたのです。

白鳥座の方向にあるR中性子星から、MMロケット1号60機、MP宇宙ステーション乗組員90人、MP衛星73機が残念ながらお月様に旅立ちました。

巨大なKブラックホールから抜け出すことができずに1523カネトンがガス体になりました。そのうちの1258カネトンはSy彗星に遭遇することさへ出来なかったのです。

カシオペア座の方角にあるM赤色巨星からは仕方なく4カネトンが旅立ちました。

どうか静かの海で安らかに。

 

ゆずの鐘

ちろん私はゆずが大好きですが、ゆずが好きな方もあまり興味のない方も、できるだけ沢山の方にこのホームページに来て頂きたいと願っています。まずは、私にとってとても大切な方々が書いてくださるコラムや日記の数々を、是非読んでいただきたいと思っています。
そうして、これまでほとんどゆずに関わりがなくても、なんかココに来ると面白かったり、元気が出たり、ツッコミたくなったりして、丁度春の山が笑っているようなそんな雰囲気のホームページになればいいなあと思っております。どうぞ今後ともよろしくお願いします。またご意見ご感想ご質問などどしどしお待ち申し上げております。

て、ゆずの原産地は揚子江の上流という説があります。揚子江の上流には崇山の少林寺があります。今から1500年ぐらい昔、壁に向い座禅しつづけること9年間。そう、そこには達磨が居たのです。

般若多羅尊者の教えによると、中国における最初の祖師、菩提達磨尊者が西インドから東方の国にあたる中国にやってきました。海を船で渡って中国に達するまでの3ヵ年に経験した天候の数々は、危険な大浪に匹敵するものばかりだったのではないでしょうか。  
全く見知らぬ国土に入ろうとするのですから、我が身我が命を惜しがるような、凡庸な我々には思いも及ばぬことです。

のことは、中国に正しい仏法を伝え衆生を救済しようという限りなく広大な慈悲心から現れた姿です。正法を伝え、正法と一体になった自己であり、正法と共に生きる以外の自己はなく、また正法を伝えることによって全世界に正法を示すことになり、全世界が正法を伝えた自己の実現であり、そして全世界は正法を伝えられるべき全世界だったのです。

ぁて、正法は無理でも大好きな「ゆず」なら少しぐらい伝えられるかも。そうです自称ゆずフリークでゆずの馬鹿の私はそんな気持ちでいっぱい…。オボロゲニ文化を見つめる大馬鹿を目差しつつまずは伝導からはじめます。「あなたのDNAにもゆずは要りませんか?」
これだけ広い宇宙の中には、ゆずを食べてる宇宙人が何処かにきっと居るんじゃないか、そう思いませんか?もしかしたら、どこかの星で丁度今ごろ珈琲飲んでる○○星人が居るかもしれませんよね?仮にそうした宇宙の皆さんにも大好きなゆずを食べてもらいたい。ハイそう思います。

ういえば、この世に想いを残した「ゆず」はガス体になってお月様に旅立つんだそうです。
え、本当かって?さあ… でも、そうした想いを感じながら、樹齢を重ねたゆずの樹木に宿るアミニズム的な雰囲気に後押しされて、この行持に取組んでいます。
ほぅら、ゆず、どうですかぁ?



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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